断捨離をするのは、ストレスフリーになるためでもある
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多すぎるモノは、フットワークを重くし、ストレスにもなる!
もともとフットワークには自信があります。独身ということもあるけれど、行きたいカフェや観たいライブ、旅したい場所には、「行きたい!」という気持ちとともに、極力早く、躊躇せず、行ってしまう傾向が強い私です。
そんな感じで2019年ごろまでは軽いフットワークで色々なところに足を運べたのですが、2020年、コロナショックを受け、行きたいところに行くことが困難になり、軽いフットワークを発揮できなくなってしまいました。
自宅(当時は川崎市麻生区の新百合ヶ丘)にこもらざるを得なくなりましたが、必然的に自宅にある「多すぎるモノ」と向き合うこととなってしまいました。(コロナ禍の巣ごもりを逆手に取ったともいえますが)8年間全く組み立てることのなかったバイクの模型を組み立てるということもありましたが、それにとどまらず、
- 大学卒業後3回くらいしか開いていない卒業アルバム
- 他にも未整理の幼少期の頃からの写真の山
- 幼稚園、小学校、中学校の図工や美術や書道の授業で作った作品
- 40年近く使っていない剣道の道具(小学校3年から4年のころ、剣道の道場に通ったことがありました)
- どうやって入手したかもはや覚えていない食器類
- もう絶対読むことのない本や雑誌
- 聞かなくなったり観なくなったりして久しい(2、3年以上にはなる)カセットテープやCDやDVD
など、かなりたくさんの「もはやガラクタと化したもの」と遭遇し、断捨離に関する本から知識を得て、思い切って大部分を捨て去りました。大学卒業25年の節目にも重ね、自分を鼓舞しながら断捨離を進めたということもあります。
断捨離をするプロセスの中で気がついたこと。
- ガラクタ化したモノの存在が、心のどこかに引っかかっていて、精神的なエネルギーがそれに奪われていたのではないか(ガラクタは精神的に疲れやすい原因だったのではないか)。
- 言語化できないレベルのものを含め、モノが視界に入ることによりストレスを感じることもあったのではないか
- 結局、それらが「気になって」(フットワークは軽いつもりではあっても)フットワークが重かったことがないだろうか?
前回のブログでは「自分の管理能力を超えてモノを持たないようにしよう」といった趣旨のことを書きましたが、そもそも、断捨離に取り組む前には「自分の管理能力」がよく分かっていなかったのかもしれません。
管理能力の程度が分からないから、買ったりもらったりしたモノがどんどん増えていってしまう。しまいにはモノが多すぎるかどうかという感覚が麻痺してくる。
ゴミ屋敷という最悪の事態にこそ陥りませんでしたが、この「自分のモノの管理能力の程度がどの程度か」をよく分かってないと、モノが精神的エネルギーを浪費したりストレス源になっていくということも理解できないと思いますし、
「モノの管理能力」はいつも意識していないと、往々にして忘れたり、麻痺したりしがちなものと理解しました。
断捨離を続けていくことでストレスフリーに。
断捨離を進めたおかけで、先月の逗子への移住は、荷物をだいぶ減らしたおかげで段ボールの数を抑え、引越し代金の節約もでき、円滑に移動できたように感じるのですが、荷解きをしながら、まだまだ断捨離ができる余地があると感じました。
移住した結果「場所が変われば、視点や考え方や感じ方が変わる」ことが体感できたのです。
移住前には時間が足りず断捨離ができなかったものも少しはあるのですが、逗子においても引き続き断捨離に取り組むべきであることは強く認識しています。
そもそも、海が近くにあって、自然も豊かな逗子に移住したのは「ストレスフリーになること」も目的です。モノが多すぎることにより「ストレスフリー」が実現できないのは本末転倒です。
持ち物のひとつひとつと十分向き合って、稼働率が低かったり、思い入れがなくなったものは、断捨離していく必要を感じています。
逗子暮らしのテーマは、ミニマリストであることとお気に入りの物に囲まれたライフスタイルの実現!
逗子暮らしを始めて1か月になります。確かに、逗子で生活するようになったから、どう考えても逗子暮らしをしているのですが、
逗子というのは場所を意味するにとどまらず、SDGs、サスティナビリティ、環境の保護であったり、アート性であったり、熱い地元愛であったり、単なる場所を超えて「ソウル(魂)」をも意味すると思っています。
自分なりにはどうするか。
最近は四角大輔さんの本から、四角さんのライフスタイルや精神性に共感する部分が多くて、まさしく逗子にぴったりだと思っているのですが、四角さんのように「ミニマリストになりたい!」「自分のお気に入りのものに囲まれたい」と思っています。
断捨離をすすめること以外にも
- 衝動買いをしない。欲しいと感じるものであっても、少なくとも2、3回は吟味、再考してから買う
- 特に、棚や物入れを買うことには慎重になる。棚がなくても成り立つライフスタイルが理想なので、大きい棚を買わないようにするとともに、棚にしまうべきものをしっかり整理してから棚を買うようにする。なるべく小さな棚や物入れにする。棚や物入れは往々にして空間を圧迫する。
- よく売られているプラスチック製の棚や物入れは買わない。買うなら木製か、長く使える金属製。
ミニマリスト、お気に入りのものに囲まれた生活は、そうでない生活に比べるとかなりストレスフリーになるのではないでしょうか。
ストレスフリーであることは、QOL (人生の質、生活の質)を上げるので、必然的に仕事の質も上がるのではないかと思われます。