居心地を良くし、将来の断捨離をしやすくするため、収納ケースを買わない、増やさない。
目次
はじめに〜モノが増え続けるスパイラルに気づいた
自宅でも事務所でも断捨離を進行中です。自宅では居心地のアップ、事務所では集中力と仕事の質のアップを図ります。両者に共通するのは、不要なモノ、役に立たないモノを処分することにより、心身に与えるダメージを無くし、人生の質を改善することです。
さて、断捨離を進めるうちに気がついたことがあります。
これまでは、モノが増えてきたから収納ケースや収納家具を買おう、増設しようという思考回路が強く、モノが増え続けるスパイラルが続いていた、しかも、断捨離を進める前までそのことに気がつかなかった、ということです。
また、収納ケースや収納家具がたくさんあると、収納スペースが多いので、油断してついついモノが溜まりやすい上、管理しきれなくなっても溜まり続けてしまうことが理解できました。
このスパイラルを断つには、多すぎる収納ケースや収納家具も処分し、壊れたときに買い替えることを除いては買わない、増設しないことが大事ではないかと考えました。
収納家具を買わない、増やさないことによる効果
事務所の机の引き出し
アイキャッチ画像の木製(オーク材)の引き出しは、今年4月に買い替えた事務所の引き出しです。
高校時代から使い続け、事業用に転用した引き出し付きの机から買い替えたモノですが、買い替え前の机の引き出しは4つありました。買い替え後は(机と引き出しワゴンが分離するタイプですが)引き出しを1つ減らして3つにしました。これにより、
- 引き出しに収納すべきものを選別するのに、より一層考える(深めに検討する)ようになった
- 引き出しが1つ減ったことで、引き出しの中身を見る手数が減った(4つより3つの方が楽な上時間も短縮)
- 大掃除のときなど引き出しの中身を整理することが、引き出しが1つ減った分、楽になった
さらには、引き出しの中身を整理した効果も相まって、中身を全て把握(可視化)できるようになりました。
引き出しの中がごちゃごちゃしていて中身を十分に管理できないと、仕事の質が下がってしまいます。今回の一連の断捨離を機に反省し、仕事の質をより向上させるため、収納スペースをあえて減らし、モノの整理に取り組みます。
衣類の収納ケース
私生活においても、衣類の収納ケースを1組(3段)廃棄しました。
壊れた場合などに買い替えることを除いては、今後は収納ケースは買わないこととし、
衣類についても、残った木製の整理ダンスと収納ケース1組(3段)に入りきらない状況になった場合は新たに買い足さないことにしました(既存の衣類を処分した上で新たに買う「買い替え」はOKとした)。
- もう着ない衣類をしまいっぱなしにしない
- 持っている服は着る服のみとする
- 収納に入っている衣類をもれなく把握し、管理する
という効果があります。
もっとも、衣類については収納まだ断捨離の余地があります。既存の収納がパンパンとまではいかなくとも余裕がないので、もう少し選別して処分するつもりです。
おわりに〜モノの量を適量に抑えてQOLが高まる空間を。さらには地球環境を考えて
引き出しでも収納ケースでも、そもそも収納スペースを減らすことによって、より効果的な断捨離ができるとともに、空間も気分もスッキリしてQOLが高まっていることを実感しつつあります。
さらに、収納ケースを買わない・増やさないことに関しては、地球環境を考えることをも意味すると考えます。
市販されているリーズナブルな収納ケースの多くはプラスチック製品だからです。
プラスチックによる海洋汚染が問題となっている現在、プラスチック製品〜もっともプラスチックに限らず、将来のゴミとなるもの〜をなるべく増やさないことで、微々たることであっても、環境への悪影響を軽くできないかと思っています。
最近では断捨離はランニングと似て、長期にわたって維持・継続するべきものであると感じています。
断捨離の場合はシーズンごと(最低でも年末の大掃除シーズンだけでも)に取り組みリバウンドを防止、
ランニングの場合は習慣的に継続することで健康状態の維持向上を図るのですが、断捨離とランニングが似ていると感じるのは私だけでしょうか?