今年は「仕事を愛する」とはどういうことか、考えて実践します。

はじめに

明けましておめでとうございます。2023年もよろしくお願い申し上げます。

年頭にあたり、今年一番考えていきたいこと、実践していきたいことについて述べることにいたします。

それは「仕事を愛すること」とはどういうことか、についてです。

話の出発点として、公認会計士と税理士は、自らの仕事をとても愛している人が、とても多いと感じていることがあります。愛し方は様々ですが、底流には仕事に対する愛情が確実に存在します。

だからこそ、高品質の会計・税務サービスが、様々な公認会計士や税理士から、日々生み出されています。

長時間仕事をするというのは「仕事を愛している」ことにはならない

しかしながら、自分は思います。

  • 残業したり
  • 休息時間や睡眠時間を削ってまで働いたり、
  • 土曜・日曜・祝日を返上して働いたり、
  • 長期の休みも取らないで仕事に没頭し、気がつけば仕事以外に人生の楽しみが無くなっている

というのは、仕事を愛していることにはならないんじゃないか?と。

確かに、これらは、仕事を愛していることにはならない、というのが自分の意見です。

  • 仕事以外の時間を持たないような働き方
  • こころやからだの健康を損ねるような働き方
  • 過労死を招きかねないような働き方

こうした働き方は、仕事に対する愛の表現とは、到底認められません。

仕事以外の人生も大事にし「制限時間内に成果を出す」ことこそ「仕事を愛している」と認められる

真に仕事を愛するのであれば、

  • あらかじめ制限された時間内で、あるいは、
  • 始業時刻から定時までの間に、

確実に高い成果を出すことにこだわるものではないか?

制限時間内に確実な成果を出すことが仕事への愛ではないだろうか。

所定の業務時間内、例えば、始業が9時からで終業が17時(ハーフタイムたる昼休みが1時間)ならば、この昼休みを除いた7時間内に成果を出すことが、仕事への愛ではないだろうか。

そして、制限時間終了後は、

  • 遺憾無く自分の体と心をいたわってベストなコンディションを保ったり、
  • 大切な人と親密に過ごしたり、
  • 土曜、日曜、祝日と長期の休みは、趣味など仕事以外の好きなことに打ち込んだり、

という、自分自身への愛と自己の人生への愛が、仕事への愛に直結していくのではないかと。

自分はそう信じるんだけどどうだろう?

ビジネスパーソンは、プロスポーツ選手と同じ。

サッカーでも、野球でも、プロスポーツ選手の収入に直結するのは試合である。試合には必ず制限時間がある。そして制限時間内に必ず勝利と言う成果を収めようと最高度の集中力を持って試合に臨んでいる。このことは、我々公認会計士や税理士を始め、ビジネスパーソンに当てはまるはずだ。

もっと言うならば、プロスポーツ選手がしっかり食事をとって、しっかり睡眠をとって、試合に備えて日々のトレーニングをする。これらは試合ではないので収入には直結しないけれども、ベストコンディションで試合に出場して成果を上げて収入を得るには必要なことである。

我々ビジネスパーソンも、プロスポーツ選手と同じように、しっかり食事をとってしっかり睡眠をとって、さらに言えば、長期の休みもしっかりとって、

プロスポーツ選手のトレーニングにあたる「勉強(大学院に行ったり、セミナーを受けたり、研修を受けたり、読書をしたり)」もしっかりして、スキルアップを図るべきなのだ。

プロスポーツ選手は、試合時間が決められているのは勿論だが、試合において自己のコンディションを最高に保つために、長時間闇雲にトレーニングはせず、決めた時間内に集中してトレーニングするはずである(少なくとも、睡眠時間を削ったりするスポーツ選手の話は聞いたことがない)。まして、ビジネスパーソンは長時間闇雲に試合をしてはならず、試合時間があらかじめ制限されているように業務時間もあらかじめ制限した上で、仕事をするべきだ。

おわりに

プロスポーツ選手やトップアスリートは、サッカーでも、野球でも、相撲でも、陸上でも、自分がやっている種目を心から愛しているものだ。スポーツのニュースでアスリートのインタビューを聞くたびにそう思う。

ビジネスもスポーツの一種と捉えられる。だからこそ、アスリートがスポーツを愛するように、ビジネスパーソンは自分の仕事を愛したいし、

仕事を愛しているからこそ、ベストな仕事を提供するために、仕事の時間を制限して、仕事以外の時間〜休息や睡眠、勉強、趣味、そして大切な人との時間〜を十分確保し大事にしたい。

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