【雑感】断捨離を進める理由は、災害に備えるためでもあった。
身長以上の高さの家具(棚など)は持たなくなった
逗子に移住してからも、断捨離を少しずつ進めています。
使わなくなってから1年経過したものを、フリマアプリに出品したり、地域のリユース会場に持ち込んで引き取ってもらったりしています。断捨離するものは1年基準にしています。
断捨離を進めた結果、書棚にしても、衣類収納棚にしても、大きいもの〜身長(自分の身長は169cm)以上の高さのあるものは要らなくなりました。ひとり暮らしにつき食器は少ないので食器棚はありません。
本については、今も紙の本を読むことはありますが、電子書籍やデータベースに置き換わった効果もあり、高さ120センチ程度のコンパクトな書棚で足りるようになりました。
衣類の収納は、部屋のクローゼットだけで収まるようになり、別途タンスなどを買う必要もなくなりました。Tシャツや肌着のような小さな衣類も、腰程度の高さの棚をクローゼットの中において、その棚に収納しています。
背の高い家具が倒れないよう、家具と天井の間の突っ張り棒をセットするのは今でもよく見られると思いますが、そのような突っ張り棒も要らなくなっています。
地震で家具が倒れるのは、家具の大きさにかかわらず危険なことですが、身長より低い家具ならば、高さのある家具よりも、危険度合いが減るような感じがします(倒れる家具に身体が挟まれたりしないよう、地震の時には家具から離れる、机の下で身を守るなどしますが)。
最初から防災を狙って断捨離を進め始めたわけではないものの、モノが減ることで、モノを収納する棚も小さいもので済むか、棚が不要になり、棚が倒れることによる怪我のリスクが減る(棚がある以上、地震で倒れるリスクはあるので、リスクがゼロになることはないが)ことで、もって防災につながる感じがしています。
断捨離〜モノを減らすことの意義をいまいちど考える
いまいちど、断捨離〜モノを減らすことの意義について列挙すると
- モノが多いと、それを管理する労力がかかるので、管理する労力を減らす。
- モノが多いことによる、圧迫感やストレスを減らす。
- かつては夢中になって使い込んだモノであっても、使わなくなってしまうと重荷にすぎなくなってしまうので、それを減らす。
- モノを少なくすることにより、モノへの目配りが行き届く。ひいては、ひとつひとつのモノへの愛着が深まる。
- モノを少なくすれば、その分物理的にも心理的にも軽くなり、フットワークが軽くなることにつながりうる。
- いったんモノを少なくしたあとは、すっきりした空間と心を守りたくなる。
- 無駄な買い物をしにくくなったり、無駄なもらい物をもらいにくくなる。ひいては、限りある地球の資源を大事にすることにつながる
疲労やストレスの軽減、精神衛生、エコロジー、エシカルといったことが、断捨離の意義になっています。
いらなくなったモノや、使わなくなったものにエネルギーを奪われ続けることなく、そのエネルギーをもっと人生の充実に充てたいですし、
今後手に入れるモノは、欲しいというだけで入手するのではなく、必要かどうかを考えた上で心から欲しいかどうか心に聞いて、慎重に入手したい、そう思っています。