新百合ヶ丘のランチ最新事情〜バリエーション一気に増える。新コロナ終息後も続けてほしい各店のテイクアウト。

ランチのテイクアウトの選択肢が少なかった新百合ヶ丘

川崎市北部の麻生区界隈では、令和になる直前から「郊外ではたらく」ムーブメントが起こりました。栗平のCAFE&SPACE L.D.K.や黒川のネスティングパーク黒川と相次いでオープンし、都心に通勤することなく、緑豊かな郊外からイノベーティブな働き方を発信するムーブメントが今も進行しています。

私も新百合ヶ丘に事務所を置き「郊外ではたらいて」いますが、はたらくにあたって最も重要で、かつ最も楽しみなことは、やはり、ランチです!

しかしながら、都心のほうに比べると、レストランのランチ単価は1,000円未満の店が圧倒的に少なく財布に厳しめ、テイクアウトのお弁当もコンビニと大手スーパーが圧倒的なシェアで、ワンパターンに陥りがちで面白みに欠けがち。

昭和音大北校舎の玄関前に、平日日替わりで来るキッチンカーが数少ないランチの楽しみでした。

  • 月曜日は風祭金咲蛸魂焼き・たこ焼き屋さん
  • 火曜日は気ぶん屋Season2・鉄板焼き屋さん
  • 水曜日はSpicePRIMULA・アジアのカレー屋さん
  • 木曜日はVegeCafe78・スムージーとオムライス屋さん
  • 金曜日はまほうのすうぷ屋・自家製スープのランチボックス店
    (今日4/10、昭和音大北校舎に行ったら、まほうのすうぷ屋のキッチンカーはいませんでした。昭和音大の休校にあわせて休むとのことでした)

はたらく街として面白いか、魅力が高いかどうかの条件として、「ランチ(食)の多様性」があるのは間違いない、と信じて疑わない私です。この点に関していえば、新百合ヶ丘界隈は都心や横浜や湘南には残念ながら及ばず、物足りなさを感じていたところですが、

このたびの新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、少なからぬ料理店が営業のスタイルを変更し、ランチのテイクアウトを充実させたことは、奇しくも新百合ヶ丘界隈の「ランチ(食)の多様性」をバージョンアップしました。

新百合ヶ丘の名店の、新たなテイクアウトたち

炭焼き大〜炭焼き大弁当

消費税別800円で、やきとり2本、アジのフライ、カキフライ、鶏唐揚げにつけあわせの充実ぶり。テイクアウトというオプションが加わったのはやはり嬉しかったです。

がらがら〜がっつり生姜三昧弁当

 NO GINGER NO LIFEをテイクアウトでも楽しめるのは本当に嬉しい。見てのとおりおかずの種類が多くて彩りもすばらしく、量的にもかなり満足。これで税抜900円。とても良心的です。がらがらは、姉妹店のしょうがとならんで、地元で大人気の老舗ですが、このお弁当からは本当に「新百合ヶ丘は新型コロナウイルスに絶対負けない!こういうときこそ盛り上げよう!」というアツい地元愛を感じました。

テイクアウトメニューの種類も多いので、今後も楽しみです。新型コロナウイルスは早く終息して欲しいですが!

肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場〜餃子のお弁当

上段の写真は先週行ったときの餃子弁当(税込650円)、下段の写真は今週行ったときの餃子弁当焼きチャーシュー入り(税込700円)です。

ほかにも、麻婆豆腐弁当と油淋鶏弁当がメニューに並んでいました。餃子は好きで、ダンダダン酒場はマプレにオープンして以来、ランチタイムに比較的行っていましたが、テイクアウトはまた新鮮で、次は餃子以外のお弁当をテイクアウトしたいと思っています。

炭焼きとワインPEQUE〜お隣Tokyo Rice Wineとのコラボ、牛すじのワイン煮込み弁当

緊急事態宣言の発令後、残念ながら4月末日まで閉店してしまいましたが、閉店直前の4月7日に行ってきました。コクのあるまろやかな牛すじの煮込みは絶品でした。閉店は残念ですが、この状況ではやむなし。再度オープンのあかつきには、テイクアウトも継続してほしいです。

テイクアウト、新型コロナウイルス終息後も、是非継続してほしい!

緊急事態宣言まで発令されてしまい、9年前の東日本大震災のころを彷彿とさせるほどに、ひどい状況ながら、美味しいものを食べる幸せな一瞬までは奪われたくない。

お店を閉店することにも、営業を継続することにも、それぞれにお客様への思いやりが感じられるところですが、やはり美味しいお店の美味しいものは楽しみたい。

テイクアウトという新たなチャレンジをしてまで営業を続けるお店に、こころからありがとうを言いたいです。

やむなく閉店してしまったお店にも、再度のオープン後には、よりパワーアップしたサービスの展開を期待せずにはいられません。

コロナ禍もまた、もしかすると、「まちづくり」「まちのかたち」をどうするか、問うているような気がしてなりません。

さておき、コロナ禍の「怪我の功名」のひとつである「テイクアウトの充実というランチ(食)の多様性のバージョンアップ」

コロナ禍が収まっても続いていってほしいと願います!

(本投稿の執筆時間 60分)

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