第2回目になる”ゆりバル”で、クラフトビールを!

先週の木曜日(12日)、百合ヶ丘のはしご酒イベント”ゆりバル”に行ってきました。

”ゆりバル”は今年の2月に初めて開催されました。各地で開催されているはしご酒イベントですが、麻生区では地元の歴史上初めてで、そのときのテーマは日本ワイン。一晩はしご酒に行き、特製のロゴ入りグラスを持って歩く人が街をそぞろ歩いているのを見て、普段はひっそり静かな百合ヶ丘の夜に賑わいが生まれて、見慣れた街にもかかわらず旅に出たような気分になったものでした。

そして楽しみにしていた今回2回目、初回の好評を受けて、嬉しい半年後開催。テーマはクラフトビールでした。酒類ではビールが一番好きな私、一晩だけですが張り切って3店はしごしました(酔いがまわってしまい結局3店でやめておきました)。

1軒目:麻生区を代表する百合ヶ丘の老舗中華・八興園

はしご酒セットは、クラフトビールに南信州ビールのアンバーエール、お料理に餃子、焼売、中華冷奴にサラダ。爽やかなアンバーエールと点心とのグッドマリアージュ。

1,000円(はしご酒用特製グラス代は別途100円)でこのラインナップはコストパフォーマンス抜群。

八興園はどのメニューも美味しくおすすめできますが、イチオシははしご酒セットにもあった手作りの餃子と、チャーハンです。

2軒目:昨年秋に彗星のようにオープンした洋食の横綱・洋食KETEL

焼き立てのローストポーク、見ているだけで食欲をそそります。

はしご酒セットは、クラフトビールにKanoco BEER & MARCHEのヤマブキエール、料理にローストポーク・季節のロースト野菜添え。ヤマブキエールの柑橘系フレーバーとローストポークの、ここでもグッドなマリアージュ。

KETELは本格的で良心的な街の小さな洋食屋さん。シェフは都内の一流ホテルの厨房で腕をふるっていたとのことで、どれを注文しても職人の仕事を感じます。それにもかかわらず、1,000円以下でオーダーできるメニューもあり、カウンター席もあり、カジュアルな感覚で入れるのは嬉しい限りです。イチオシは鶏肉を使ったグリルとメンチカツです。

3軒目:令和にオープンし、百合ヶ丘に沖縄のゆんたくな風を起こす・ゆくりや

はしご酒セットは、クラフトビールに南都酒造所OKINAWA SANGO BEERのIPA、お料理に軟骨ソーキとミミガーポン酢セット。IPAとソーキとミミガーの相性も良かったです。

ゆくりやは、沖縄出身のノリの良い夫婦が営む、明るく開放的にしてゆるやか、居心地のいいお店です。沖縄といえば「ゆんたく」(沖縄ことばでおしゃべりを意味します)ですが、百合ヶ丘にゆんたく、なんとも素晴らしいです。お隣の方とも、向かいに来たおひとりさまのお客さんとも、しばし会話が盛り上がりました。百合ヶ丘という地元にいることを忘れ、旅してるみたいな時間でした。

別の機会に2回行き、アラカルトでオーダーしました。どのメニューも素晴らしいですが、イチオシは、沖縄ナポリタン(沖縄そばでナポリタン)、ゴーヤチャンプルー、もずくの天ぷら、さとうきびアイスです。

終わりに:街につながりもできる上、地元のお店を満喫できる。ゆりバルも百合ヶ丘のお店も是非行ってみよう!

さて、今回は一晩だけ、3店舗はしごしましたが、写真のパンフの通り全部で10店舗参加しています。

百合ヶ丘は小さな街ですが、小粒でも辛い島とうがらしのように、小さな地元の名店は揃っています。

そうしたお店どうしが、統一されたテーマ(今回はクラフトビール)のもとでイベントを開催して横のつながりを深めていくのは素晴らしい上、

何よりも、お客さん同士も自然と会話が生まれて地元に繋がりが広がっていくのはとても素晴らしいことだと感じます。

美味しい料理とお酒は人と人とをつなぐ潤滑油、お酒は(弱く、すぐに回ってしまうので)量では勝負できず、少ない量で質を楽しむ私ですが、ゆりバル、次回も楽しみです。続いてほしいです。

そして、横浜、湘南に比べても、お隣の新百合ヶ丘に比べても、百合ヶ丘の知名度は高くないのが現実ですが、今回の投稿で触れたお店をはじめわざわざ行きたくなるお店があります。ぜひ百合ヶ丘のお店に行ってみましょう!

(本投稿の執筆時間 80分)

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