コーヒードリップのガジェットたち

Apple信者1億人創出計画を読んで、コーヒーのガジェットについて書いてみようと思い立ち。

Apple製品(特にiPad Proと最新iPhone)とアプリとその使い方に興味が尽きない最近、Apple信者1億人創出計画というブログをよく読んでいます。

最近、コーヒーに関する話題がアップされるようになり、コーヒーラヴァーである私、もちろん読みました→【コメント求む】コーヒー三種の神器「コーヒーミル、豆、ポット」のおすすめを教えてください。

読んで感じたのは、スマホやパソコンや周辺機器などIT系の機器はガジェットと呼ばれるようになり、機能はもちろんデザイン性が高く所有欲をくすぐり愛着が湧いてくるものが増えてきましたが、

コーヒーをドリップするための道具も、道具としての機能やデザイン性の高さや愛着を醸成する要素があって、IT系のガジェットに通じるものがある、ということです。コーヒー系ガジェットと呼んだほうがいいくらい。

ちなみに、AppleとBlue Bottle Coffee(コーヒー業界のAppleと言われていますね)、Appleとコーヒーカルチャーはベストマリアージュと感じているのは私だけではないでしょう。

この素晴らしい相性の良さは偶然ではなく、クリエイティブでオーガニックにして先進的な姿勢と、品質とデザインへの研ぎ澄まされた感覚、そしてものづくりに対する情熱は、Appleとコーヒーカルチャーを牽引しているコーヒーピープルの深層意識に、脈々と共通して流れていると感じられます(カリフォルニアにはまだ行ったことがありませんが、是非行ってみたいです)。

さて、自分自身もほとんど毎日のように、コーヒーは自分でドリップして飲んでいます。今どのようなコーヒー系ガジェットを使っているか、まとめてみようと思いました。

コーヒーミルと電気ケトル

コーヒーミルはカリタのナイスカットGのアイボリー。昨年2月に買い替えてから1年です(買い替え前はボダムの電動ミルを6年くらい使っていました)。

お湯はT-falのパールホワイトの電気ケトル(0.8L)で沸かしています。2013年5月に購入して以来、そろそろ7年です。

コーヒー系ガジェットはホワイト系がしっくりきて、好きなのですが、特にカリタナイスカットGのこのアイボリーの色味は、デザインとともにとても気に入っています。

ドリップスケール(秤)

HARIO(ハリオ)V60 メタルドリップスケール シルバー VSTM-2000HSV を使っています。昨年6月に買い替えて以来です。それまでは計量板がブラックのプラスチック製で取り外しできない(1世代前の?)V60ドリップスケールを使っていました。

この後継機種は、計量板のメタルの高級感もさることながら、

  • 計量板を外して計量板の下の部分を掃除できること(手入れをしやすくなった)
  • 重さとタイムの表示がLEDバックライト付き液晶になったこと
  • 乾電池ではなく、ニッケル水素電池(USB充電。ケーブルは付属している)によって動作すること

により、アップグレードされています。

このドリップスケール、抽出時間と抽出量を同時に計測できる優れもので、まず、コーヒーミルで挽くコーヒー豆の重さを量り、次に、ドリップのときに注ぐお湯の重さを量るとともに、ドリップ開始から終了までの時間を測り、蒸らしと抽出のタイミングをとるのに役立てています。

なお、重さについては、ひとりで飲むときには、コーヒー豆24gに対してお湯を360g(360cc)淹れます(コーヒー豆の15倍の湯量)

抽出時間については、

  • 30g注湯してから30秒蒸らし、
  • その後は15gずつ4回〜5回注湯してコーヒーの旨みを抽出し、
  • 最後に約50gずつ一気に抽出する感覚で注湯し、概ね3分で注湯を完了します。

ドリッパーとサーバーとペーパーフィルター

HARIOのV60シリーズで統一し、1〜2杯用を使っています。カリタの台形のドリッパーを使った時期もありましたが、このV60シリーズのほうがよりコーヒーのフレーバーがはっきりするように感じたこと、そしてV60シリーズを知った2013年当時、かっこいいと思ったことがきっかけで、今日に至るまで愛用しています。

ドリップポット

カリタのステンレス製(0.7L)を10年以上使っています(購入時期を忘れました)。コーヒーは学生時代(25年以上前)から愛飲していますが、今ほどには道具へのこだわりのなかった時期に購入したものです。

壊れたりはしていないので、今日も現役で使っていますが、そろそろ新しいものもつかってみたいなあと思うこともあります。

今関心のあるのはこれです→タカヒロ コーヒードリップポット 雫 0.5L

将来買い替えたときには、ドリップのときの感覚とか、淹れたコーヒーの味わいなど比べてみたいですね。

最近飲んでいるコーヒー

新百合ヶ丘 Roast Design Coffee〜グアテマラ サンタ クルス

地元のRoast Design Coffee。都内サードウエーブ出身の女性ロースター・バリスタとコーヒー商社出身のご主人により、新百合ヶ丘駅周辺エリアでは初めてのサードウエーブコーヒースタンド・カフェとして2019年7月にオープン。

生豆の個性を存分に引き出すロースティングで新百合ヶ丘のコーヒーカルチャーに火をつけ、牽引し続けています。コーヒーの持つ果実感(フルーティーなフレーバー)がお好きな方には特におすすめです。

鎌倉 cafe vivement dimanche 〜dimanche(オリジナルブレンド)

COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大防止のため、不要不急の外出を自粛するようになり、鎌倉もdimancheのお店も、残念ながら行けていません。

先週末、ふっと、「そういえばdimancheでも通販やっていたな」と思い出したのは、とても幸いでした→dimanche web shop

土曜日にオーダーして、その日のうちに発送したとのメールが到着。翌日・日曜日の午前中に届きました。週末はお店をクローズしていたにもかかわらず、このスピード感、dimancheのhospitalityを強く感じました。

浅めに焙煎するお店の多いサードウエーブ系の豆も好きですが、深めでコクと甘みの双方を楽しめるコーヒーはより好きで、このオリジナルブレンドdimancheはお店の名前を冠した初めてのブレンドとのことですが、今週は毎朝楽しんで、朝のリラックス→スイッチ・オンタイムに役立っています。

あとは、私はApple MusicでダウンロードしたものをiPhoneで聞いていますが、これを聞きながら飲めば、意識は鎌倉にワープします→鎌倉のカフェから café vivement dimanche 25th anniversary

鎌倉という土地は、中南米の音楽が日本で、いや東洋で最も似合う土地だと思うのは、私だけではないと思いますが、dimancheは鎌倉の独特な深いカルチャーを牽引しています。100年以上先まで、東洋の文化財として、ずっと残っていってほしいと心底思います。

おわりに

COVID-19による緊急事態宣言がついに出されてしまいました。各地のカフェ巡りも事実上できなくなり、正直つらいのですが、ここは、自宅で、事務所の執務室で、お気に入りのコーヒーガジェットでじっくりコーヒーをドリップしてコーヒータイムを充実させることで乗り切りましょう。

また、買い物などの必要な外出はして、そのときには、規格大量生産された大手メーカーのコーヒーよりもむしろ、地元のロースターの丁寧な手仕事を応援すべく、地元のロースターでもっと買いましょう

そして、各地のカフェ巡りこそできないものの、各地のロースターの豆は、通販で購入できるはずので、今後、再びカフェ巡りできるようになるそのときまでは、各地のロースターの豆を通販で楽しみましょう。目を閉じて旅先をイメージしながら。

実際の移動は自粛したとしても、想像力を働かせて「旅する」ことは、自由ですから。

(本投稿の執筆時間 150分)

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