仕事初めに確定申告終了。新しい2020年に集中。

電子申告が受理されると表示される「受信通知」受付日時が2020/1/6

自己の申告を真っ先に完了することで、お客様の業務に100%集中できる

仕事初めの1月6日(月)のうちに確定申告も終了(電子申告による)しました。昨年は1月10日に申告したので、4日早まりました。マラソンのタイムではありませんが、確定申告の早さとしては自己新記録です。

2019年分の所得税の確定申告の期限は、2020年3月16日(月)です。決算日(2019年12月31日)から約2ヶ月半後ということになります。

私は、昨年のコトを2ヶ月半も延ばし延ばしにするのは、昨年を長くひきずっているみたいな気がして、新しい年にフレッシュな気持ちで没頭しにくくなるので、好きではありません。

「今年の汚れ今年のうちに」ではないですが、似たような感覚で、新しい年に早く100%フォーカスしたいので、自身の確定申告は早く終わらせることをモットーとするようになりました。

すでに自身の確定申告のことが頭にひっかかっていないので、これからの確定申告シーズンについては、100%お客様の確定申告業務に集中できるというわけです。マインドの問題ですが、重要なことだと思っています。

仕事初めに確定申告を終えるには、日々の、月々の積み重ねと、前年のうちの準備がものをいいます。

年末年始休み明けすぐに、確定申告を終了させるには、一工夫要ります。考えたり工夫したりすることなく、これほど早く確定申告を終わらせることはできません。

  • 売上も経費も毎日会計ソフトに入力。毎朝のルーティンにしている。
  • 会計ソフトはクラウド会計ソフト(当事務所はfreee)。銀行やクレジットカードデータの連動(同期)で、毎日の入力をそもそも省力化している。
  • 翌月初には前月の月次決算。これを毎月している。月次決算といっても、決算整理仕訳までは入力せず、前月の仕訳帳を点検して、売上と経費と利益の額をたしかめ、月末残高が合っているか、月次の損益の推移に異常が見られないか確かめる
  • 決算整理仕訳(経過勘定、未払金や未収入金、家事按分、減価償却など)は12月のうちに準備を済ませておく
  • 請求書の到着しないものについては、納品書に基づくか、合理的な概算によって決算整理仕訳として入力する。見積り誤差が所得に与える影響が合計1万円未満なら僅少と判断して構わないこととしている。
  • 難易度の高い税務上の論点は、取引を計画次第、遅くとも取引が発生次第検討を開始し、早期に結論づける(後回しにしない)

以上のようなことをして、早期の確定申告につなげています。

早めのアクションは、早めに次の新しいところに進むためにあります。また、税理士および公認会計士として、自らの税務を真っ先に終了させることは、専門家としてふさわしい行動とも考えています。

これから確定申告をされる皆様、ぜひ、早めに動きませんか

確定申告の期限は上述したように3月16日(月)(なお、個人事業主の消費税は3月31日(火))となっていますが、当事務所では個人の確定申告に関しては3月は予備期間としており、2月末日を期限とする考え方を採用しています。

確定申告という「昨年についての業務」を引きずるのは2ヶ月が限度、という考え方ですが、これは、法人の申告期限が決算日後2ヶ月で到来する (上場会社などの特例を除く) ことに準じた考え方でもあります。

現代のITの水準を鑑みれば、会計ソフトやExcelをはじめとしたITを活用して効率的な経理業務を実現できれば、個人事業主でも2ヶ月以内に確実に申告できます。

今のようにITが進歩していない時代から、確定申告期限はずっと3月15日(今年のように3月15日が休日であれば、その翌平日になる)でした。

日本政府は令和の現代でも、ITに対応できない一番遅い納税者に合わせてくれているかのようですが(それはそれで現実的には重要ですが)、確定申告を早くできれば、それに越したことはなく、去年のことはなるべく早く終了させて100%新しい年にフォーカスできた方が良いと、当事務所としては考えます。

ご自身で確定申告をなさる方向けのスポット(単発)税務相談は、2月28日(金)まで

確定申告書作成業務のお申し込みは2月21日(金)まで

当事務所は、皆様の確定申告の早期化を支援いたします。ご相談および事務所へのご来所は事前予約制となっております。皆様のお問いあわせをお待ち申し上げます。

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