確定申告の受付は今日(2月16日)から開始だが、申告は1分でも早い方が良い。

はじめに〜当事務所における令和5年分の確定申告業務につきまして

誠に勝手ながら、令和5(2023)年分につきましては、

  • スポット相談業務(要事前予約および事前入金)のみ(スポット相談についてはこちら

といたします。

ご相談をされるにあたり、確定申告の期限に間に合うよう、余裕をもって相談日の予約をされますようお願い申し上げます(所得税および贈与税の期限は3月15日(金)、個人事業者の消費税の期限は4月1日(月))。

令和5(2023)年分申告書類の作成業務及び当該書類に係る税務代理業務はいたしません。

ご了承いただけますよう、何卒、よろしくお願い申し上げます。

個人事業主が申告を1分でも早く済ませる理由は、生産性を上げるため

今日は2月16日。2024年が始まってからすでに1か月半が終わってしまいました。

12月決算の上場企業なら、決算発表はおおむね終了している時期です。

個人事業主は上場企業とは違うものの、2023年の決算と確定申告を早く済ませる必要性については変わらないと、当事務所は考えます。

その理由は、2024年に全集中することにより生産性を上げるためです。

2023年はすでに去年のこととなってしまい、繰り返しますが、2024年はすでに1か月半も終わってしまい、残りは10か月半となりました。

決算や確定申告が終わらない、済んでいないことによる、ヤキモキしたり、頭の片隅に引っかかっていたりすることによる心理的エネルギーの消耗は、本当にもったいないです。

決算と確定申告は早く済ませて、心理的エネルギーの消耗を防ぎ、消耗しないで済んだエネルギーは2024年に集中させた方が生産性が上がります。より良い仕事ができます。

確かに、確定申告期限は3月15日(所得税)ですが、期限の日に申告をしてしまうと、年明けからすでに2か月半も過ぎていることになり、その分、2024年に全集中できる時間は9か月半と、短い期間になってしまいます。

申告がこれからの事業主の皆様は、最も遅い目標として、2月末日の申告を目指しましょう。そうであっても、1分でも早く申告を終了させるようにしましょう。

早く申告が終了した分、2024年に全集中できる時間を長くできます

また、早く申告を済ませれば、誤りを発見した場合のリカバリーにも余裕が持てます。確定申告期限は3月15日ですから、申告内容を見直して誤りがあった場合には、確定申告期限までに再提出すれば、期限内申告として扱われます(訂正申告という。再提出した申告内容が正規の申告内容となる。ただし、還付の場合には精算の手続きが別途必要になるため、税務署への問い合わせが必要となる)。

おわりに〜毎日会計ソフトに入力することで、確定申告の早期化を図ることができる

さて、確定申告を早期に終了させるためには、事前の準備がとても重要です。

そして、事前の準備は、年内のうちにしておくこと。もし税理士に依頼するなら、遅くとも12月までにはコンタクトをとっておくことをお勧めしたいです。年が明け次第、確定申告に向けて作業を開始します。

(特に(個人事業主に限らないが)、贈与の場合、不動産や株式の譲渡がある場合には、贈与や譲渡をしたらなるべく早く(年末まで待つことなく)税理士に依頼したほうが良い。検討に時間を要することが少なくなく、申告までの日程を十分に確保する必要がある)

さらに、事前の準備のなかで最も大事なことは、毎日(毎営業日)の取引を、毎日(毎営業日)会計ソフトに入力することです。

毎日の積み重ねが、確定申告時期の負荷を確実に減らし、確定申告の早期化につながります。また、毎日会計ソフトと向き合うことにより、売上、経費、利益(所得)の数字にも強くなっていきます。

事前の準備は早く、会計ソフトへの入力は毎日、取り組みましょう。

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