満員電車の疲労とストレス、少なくともフルマラソン以上。
昨年初めてフルマラソンを完走して以来、3大会(横浜、湘南国際、古河はなもも)連続完走し、走っている途中や、ゴール後の疲労度合いやストレスがどの程度か、だいぶ分かるようになってきました。
一方、監査法人や税理士法人に勤めていた頃には、連日乗っていたラッシュアワーの満員電車。独立し(フリーとなった)今では、監査法人のパート(非常勤)で監査法人の事務所やクライアントに行くときくらいしか満員電車に乗らず、満員電車に乗る機会はかなり減りましたが、ひとたび乗ると、とてもストレスを感じ、疲れます(監査法人のパートに出る際には、早めに出発するなどして、すいている電車を選ぶようにしています)。
満員電車は「慣れ」の問題という声も聞かれますが、結局私は「慣れる」ことができませんでした。むしろ、連日の満員電車のストレスと疲労は蓄積するものでした。連日の満員電車からの解放は、今でも独立の非常に大きなメリットだと思っています。
さて、フルマラソンと満員電車について触れたところですが、私の体感では、満員電車の疲労とストレスの方が、フルマラソンのそれよりもかなり大きいということが分かりました。
「あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる」(堀江貴文著、マガジンハウス)では、「満員電車のストレスは戦場の最前線の兵士が抱える精神的負荷とほぼ同じ」というイギリスの研究について述べているところ、戦場の兵士のストレスはフルマラソンのそれを超えると想像できますから、満員電車のストレスと疲労はフルマラソンを超えると、体感だけではなく理屈としても納得がいったものです。
満員電車に平日毎日乗ることは、「フルマラソンを平日毎日走る」以上のことだと思うと、毎日の満員電車が大丈夫という方は、(脚や腰などに故障がない限りは)フルマラソンもやればきっと完走できるはず、フルマラソンのポテンシャルのある人はすごくたくさんいる、フルマラソン人口はもっともっと増えていくのではないか、と思ったりもしますが、
フルマラソンを走った直後に仕事をするのは、さすがに仕事の生産性が低くなるでしょうから、フルマラソン以上のストレスと疲労の貯まる満員電車の後の仕事の生産性も低くなるのは容易に想像できます。
以前に通勤ハッカー 新百合ヶ丘から都心への通勤をラクにして生産性アップ!という投稿をアップしたところですが、少しでも通勤ラッシュを避けることに役立っているなら幸いです。
避けられるストレスと疲労は避けて、仕事の生産性を高めて、仕事に没頭できる健康状態を実現しましょう。
(本投稿の執筆時間 45分)