第18回湘南国際マラソン、フルマラソン完走!

関門を越えられなかった前回のリベンジを果たす

フルマラソンの出走は、前回(第17回・2022年)の湘南国際マラソン以来1年ぶり。

前回は、ハーフを超えたあたりから両腿が強く痛み出し、脚が思うように動かなくなり、37.1kmの第8関門を越えられず、(鼠径ヘルニア手術など体調不良により、十分なランニングができなかったためとはいえ)悔しい思いをしました。

その後も、2023年初頭に再度体調を崩し、6月頭になってからやっとランニングを少しずつ再開出来るようになり、12月3日の本番を迎えることができました。

6月からの練習量と直前の体調を考えつつ、ペースは、前半ハーフを7:12/km(5kmを36分)、後半は上げられれば7:00/km(5kmを35分)、上げられなければ前半と同じに計画。

なんとか完走はできるのではないか?あとは、脚がどこまでいうことを聞いてくれるか?

練習量(8月下旬から9月上旬はコロナ感染により中断、距離を伸ばせたのは10月に入ってから)からすると、31〜32kmくらいは持ちそう。そこまで持てばあとはゴールまで何とかなるのでは?

と考えつつ、スタートしました。

結果は、5:25:17で完走できました!(ラップなど詳細については下記を参照)

レースを振り返る

体調不良から回復し、フルマラソンの大会を完走して復帰できたことは、嬉しかったです。

一方で、体調が好調でベストタイムを出したとき(2019年10月のいわて盛岡シティマラソンで4:38:22)に比べると、タイムが遅いだけではなく、身体へのダメージが大きかったです。

32kmくらいまでは、苦しいながらも脚がいうことを(予想どおり)聞いたものの、それ以後は両腿を中心にふくらはぎまで痛み出し、37.1km関門を越えたときには嬉しさで涙腺が緩みつつ、足の甲までが痛み出し、喘息の発作が(短時間だったものの)起こり、とても息苦しくなってしまった始末。だましだまし前進してゴールした感じでした。

ランニングフォームが崩れないよう意識してはいたものの、脚が痛み出すとともに崩れていることを認識し、腕を振る、時々両腕を上げるなどしてフォームを整えようとしても、すぐにまたフォームが崩れる始末。

ゴール後も、手すりをつかまないと階段の上り下りが相当に辛い状態で、

レース終了から3日目になる12月6日時点でも、安静にしていれば痛みは感じないものの、左足の甲の痛みと、右足中指の爪の内出血があり触れると痛む状況です。

ラップはどうだったか

上の画像のラップのとおり(湘南国際マラソンのホームページで検索した速報記録)、30kmまではおおむね計画通りペースを保てていましたが、30km以降で大きくスピードダウンしていたことがわかります。

筋力も持久力も32kmくらいまでが限界だったようでした。

もしかしたら、ペースの計画をもっとスローにすべきだったかもしれません。

フルマラソンでは必ず、30kmを過ぎると苦しいものですが、今回は、その苦しさ(と痛さ)が最も強かったです。

なお、心拍は、最初の10kmは平均的に130拍/分を切り、10km以降ハーフまでは上がって130〜140拍/分程度。後半は140〜155拍/分程度に上がっていました。後半に感じた辛さが脈の速さに出ています。

次のフルマラソンに向けて〜持続可能なマラソンを

次のフルマラソンは、まだ決めていません。今のところは、まだ足の痛みも残っているので、ランニングの再開は早くても週末にしたいところです。

自分としては、自己ベストを出したいという気持ちもありますが、それ以上に、持続可能なマラソンに取り組む=70代になっても80代になってもフルマラソンを完走するという大目標があります。

短期的な無理を重ねて身体を壊してしまわないように、かつ、長期的に継続していけるだけの無理のないトレーニングを続けていきたいところですが、特に取り組みたいのは、

  • 体幹を鍛える
  • 身体を柔軟にする
  • ランニングフォームを常に整える
  • 野菜とタンパク質をしっかり摂る
  • 睡眠の質を上げる

ことです。

そして、レース本番にあたっては、今回よりも保守的=スローペースなペース計画をたてていきたいところです。

おわりに〜印象に残ったこと

たしか、湘南大橋を超えたあたりだったかと思いますが、

35kmの壁は壊しておいた!」と書かれたカードが目に飛び込んできて(これを書いて持って応援していたひとの応援センス、素晴らしいです!)、

「ああ、これで(辛いけれども何とか脚がもっているから)、35kmは確実に超えられるなあ」と思ったものでした。非常に重い荷物をようやく持たなくて良くなったときみたいな安心感。

そして35kmの壁を越え、37.1km関門も超え、身体の回復を実感しつつ再びフルマラソンを走れていることに感慨深いものを感じました。

給食は、すべての給食ポイントで食べました。食べまくりました。ハニードーナツ、チョコ、レーズン、ういろう、バナナ、そして、

前回はすでに無くなっていて食べることのできなかった、33.9km第6給食ポイントの「湘南バターどら焼き」を食べることができたんです。これが、ものすごく美味しかったんです!

湘南バターどら焼き、マラソン以外でも改めて食べてみたいと思うところです!

ひとまず、今回は、再度フルマラソンを完走できたこと、本当に嬉しく思いました!

健康状態をさらに改善するとともに、無理なくトレーニングを続け、次の大会はさらに楽しく走っていきたいと思うところです!

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