マラソンに挑戦します!
日本橋で東京マラソンのランナーを見て、やってみたい!と
1年3か月前に遡り、2017年2月26日、日本橋のスターバックスから東京マラソンを見ました。この日は特に東京マラソンを見にいくために日本橋に行ったのではなく、本を片手に日本橋界隈を散策しようくらいの、軽い気持ちで出かけました。
おびただしい数のランナーが目の前を走り抜けます。42.195kmもの長距離を走るのは苦しいことのように思っていました(ランニングを始めた今も「苦しいだろうなあ」と思っています)が、苦しそうな表情というより、どこか楽しげな雰囲気を醸し出しているランナーが少なくないと感じました。
マラソンはもしかしたら、楽しいことなのかなあ?
という思いが、頭の中に残って、後に「マラソンに挑戦しよう!」という決断に至ります。
なぜか、マラソン経験者とよく会うように
この「東京マラソンを見に行った日」以前にも、小笠原を旅したときに知り合った旅の仲間や、税理士や会計士といった同業者に、マラソンをやっている人が少なくなく、フェイスブックのアップや飲み会の時の会話にマラソンの話題がちらほらのぼっているのを、目にしたり耳にしたりしていました。しかし、自分は走ることに興味が湧かず、マラソンというのは、自分とは関係のない別世界の話として、スルーしていました。
しかし、完全にはスルーしていなかったようです。心の片隅に「マラソン」という言葉が残っていたようです。
この日以後、マラソンを経験した人と実際に出会う確率が、何故か増して行きました。自分の中の「マラソン」アンテナの感度が強まったかのように。特に、富士山に5回登頂(2010年から2014年まで毎年夏に1回登頂)したことを話すと、マラソンもやってみるといいよ!と言われることも。
人生の折り返し地点の記念、後半戦の始まりとして
さて、私は、人生100年の時代にあって、それ程頑健ではないので、90歳まで生きられれば上出来だと思っています(長く生きたいという気持ちはありますが、人生は思うように運ぶとは限らないし、途中で、もしかしたら明日、死ぬ可能性も皆無ではない)。
今年の誕生日10月28日には45歳の誕生日を迎えます。人生の折り返し地点、後半戦の始まりと捉えています。
マラソンをする人から刺激を受けて、自分もやってみたいと思いつつ、なかなか一歩が踏み出せないで2018年を迎えましたが、人生の折り返し地点を意識して、やっと一歩を踏み出しました。4月28日(誕生日の半年前)にランニングを始めました。
今年、人生の後半戦の始まりである誕生日と横浜マラソンの開催日が重なりました。
45歳の誕生日を特別な、これまでに無い一日にしたい。
マラソンデビューするなら、地元の神奈川県でデビューしたい。
という思いもあり、横浜マラソンに神奈川県民枠でエントリーしています。抽選はこれからですが、当たることを祈っています。当たるような気もしています。
さらに、12月2日の湘南国際マラソンに「トレーニング枠」でエントリーしました。湘南国際マラソンへの出走は確定です。
「トレーニング枠」は、本番までの間、ランニングやトレーニング方法のレッスンが組み込まれた枠です。
日頃走る習慣が無かった上、大学時代は体育会ではなかったし、まともにランニングしたのは高校時代の自転車部でのトレーニングが最後でした。大学までに受けた体育の授業でも「走り方」を教わったことはありません。
税理士の井ノ上陽一さんのブログEX-ITを読んで、「走り方」のレッスンを受けた方がいいと判断しました。参照→いつかはフルマラソン!を実現させる3つのポイント。走る・勉強・レース
怪我をしないで走れるように、マラソン完走のあとも翌日からきちんと仕事(社会復帰)できるように、無理の無い走り方をマスターする必要があると思っています。
湘南国際の「トレーニング枠」はマンツーマンレッスンでは無いのですが、別途、一度はマンツーマンレッスンを早い段階で受けようと思っています。自分では分からない「変な癖」があれば、早めに対応したいところです。
ランニングを習慣化することが鍵
マラソンへの挑戦を掲げて、ランニングを始めたものの、マラソンを走るというのは無謀に近いと思っています。頑張って出来るような代物ではないと思っています(「頑張れ」と言われても無理そうです・・・)
ここは、頑張るのはやめて、その代わり計画的に、ランニングを日常生活に取り入れて、習慣にしたいと考えます。
頑張ってトレーニングすると、関節を痛めたり、筋肉痛が激しくなりそうですし、ランニングがトラウマになりそうです。
中3日は開けないようにして、週3〜4日はランニングしたいと思っています。
目標としては、6月中旬に5キロ、7月中旬に10キロ、9月中旬にハーフを走れるように持って生きたいと思っています。
おわりに
はっきり言って、体力や筋力や持久力にそれほど自信はなく、かろうじて、お酒をあまり飲めないことと、タバコを吸わないことが、今の最低限の健康につながっています。
一方で、過去に富士山に5回登頂したのは、ある程度健脚で足腰が強い方だからとも思っています(坂の多い川崎市麻生区で暮らしていると、毎日坂道を歩くことである程度は鍛えられると思っている)。しかし、登頂の最大の要因は、無理せず、途中7〜8合目あたりで一泊し、ひたすらマイペースで登ったからといえます。
私は、マラソンで他のランナーと競争したくありません。しかし、つい、自分と同じようなレベルの人と競争したくなってしまいます。これはあまりいい癖ではありません。ペースを乱してしまいます。
横浜でも湘南国際でも、タイムは狙わず、制限時間内の完走を目標にしています。マラソンの先輩はたくさんいらっしゃいますが、私は私の目標を達成したいし、そもそも「制限時間内完走」でも「無謀に近い」と思っています。
それでも、きっと、完走するとすごく嬉しいのではないかと信じています。
横浜マラソンを走って、45歳の誕生日を永遠に忘れられない一日にしたいです。
(本投稿の執筆時間 65分)