通勤ハッカー 新百合ヶ丘から都心への通勤をラクにして生産性アップ!

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3月17日から、小田急線は「上りもダブル!下りもダブル!」の複々線になりました(代々木上原駅〜登戸駅)。朝の通勤時間帯には快速急行が増発され、「通勤急行」「通勤準急」も設定されました(写真上)。

8時22分の通勤準急に乗って代々木上原駅まで行ってみましたが、スピードは確かに上がったと思います。しかしながら、すし詰めとまでは行かないまでも、新聞を広げられるほど空いてはおらず(車両にもよるのでしょうが、ハードカバーがやっとのような感じ)混み具合は相変わらず感がありました。

スピードが上がったのは良いことですが、複々線化しても混雑度の抜本的な解消とはいかないようです。もう一段の施策が必要に思います(各駅停車の10両化は特に期待されます。なお、乗った通勤準急の一本前の通勤急行は8両、車両のやりくりの改善も期待大です。)

混んでいる電車に乗ると短時間でも疲労が蓄積されます。新百合ヶ丘から新宿までなら30分弱、決して短い乗車時間ではありません。疲れた状態から都心のオフィスで仕事をすることになってしまいます。

生産性が重視される時代、なんとか通勤の疲労を避けて朝の仕事の生産性を上げるべく、なるべくラクして通勤できる方法を考えてみました。

上り電車での通勤をラクに

向ヶ丘遊園で始発の電車に乗り換えて座る

新百合ヶ丘始発の電車は、始発電車を除いてありません。

しかし、向ヶ丘遊園まで行くと始発電車があります。くわしくはこちら

少し早めに新百合ヶ丘駅を出発し、向ヶ丘遊園駅で始発列車の待ち列に加わって座ることを狙います。

各駅停車に乗って、途中駅から座る

各駅停車に乗れば、途中駅で降りる人が少なからずいます。乗り換え駅の登戸駅ではやや多めに下ります。

車両や、乗っている人をよく観察すると、空いている車両もあれば、いつも同じ人が同じような位置に座っていて、その席が登戸駅など途中の駅で空きます。その「空くべき座席」を狙って、その人の前に立っておくのも手です。

ピークの時間帯を避けて乗る

古典的と言っていい手段「オフピーク通勤」。

女性専用車の設定されない時間(朝6時52分以前と、9時以降)であれば、快速急行や急行でも(座れるとは言わないまでも)圧迫感を感じない混み具合になります。圧迫感はストレスの原因、立ちで電車に乗るとしても、少しはゆとりを感じたいですね。

早起きして早い電車に乗るか、都心での仕事の開始を遅くできれば遅い電車に乗って混雑を避けます。

特急ロマンスカーに乗る

特急料金を払ってストレスと疲労の軽減を図るかどうかというところでしょう。新百合ヶ丘から新宿までの特急料金は410円です。これを「ストレスと疲労の軽減料として」安いと考えるか、高いと考えるかです。

もっとも、新百合ヶ丘で乗れる通勤時間帯のロマンスカーは、6時9分、6時24分、9時7分と、3本に限られているうえ、ラッシュピークの前後に外れています。

さらに、ダイヤが大幅に乱れると、ロマンスカーから先に運転を中止するということもあり、新百合ヶ丘からの朝のロマンスカーは使える機会が限定されているといえます。

ただし、朝のロマンスカーでパソコンを使うなど、ロマンスカーの空間を仕事に使えるならば利用価値は大きいといえます。20分の乗車時間は結構有効活用し得るといえます。

通勤急行(全て唐木田又は小田急多摩センターが始発)に乗る

通勤急行は、新百合ヶ丘に近い唐木田又は小田急多摩センター始発です。

通勤急行以外では、快速急行はほぼ小田原又は藤沢始発、通勤準急は伊勢原や本厚木始発、各駅停車でも本厚木や相模大野始発が多く、通勤急行に比べれば、新百合ヶ丘到着時点において、より混雑しているといえます。

通勤急行の途中停車駅は小田急多摩センターと小田急永山、栗平だけです。他の列車種別に比べると乗りやすいような感じがします(8両編成の通勤急行(一番上の写真参照)でも、あまり混んでいませんでした。時間帯が遅めということもあるのでしょうが)。

思い切ってフリーランスになるか、在宅勤務導入企業に転職

究極の選択です。しかしながら、今後の日本社会を予想するに、フリーランスも在宅勤務導入企業も増えることが見込まれます。どちらも、通勤ラッシュ時間帯の通勤を避けられるといえます(私自身そうです)。思い切ってフリーランスへの転身や在宅勤務導入企業への転職を図った方が、生産性が上がるのではないか思われます。

あるいは思い切って通勤がラクになるようなところに引っ越す

引っ越しも重要な選択です。家庭の事情など諸事情でなかなか引っ越せない方もいると思われますが、通勤時間を片道15分削減(往復で30分削減)できれば、その時間生成効果は大きいといえます。ストレスを受ける時間も少なくなります。都心に近づけば家賃が高くなる傾向にありますが、家賃の上昇をとって時間を生み出すかどうかという選択になります。

下り電車での帰宅もラクに

帰りのラッシュは、行くときほどではないにしても、やはりかなり混み合い、帰宅するまでに疲労が蓄積されます。疲労の蓄積を減らして明日の朝に疲労を極力残さないように、帰りもラクをしましょう!

新宿駅から座る

定期券のルート上、新宿駅を通るかどうかに関わらず、新宿駅に行って1〜2本待てばどの列車にも座れます。

二区間定期券の活用も考えられます。東京メトロ連絡定期券の場合、通常の定期料金+追加料金(新百合ヶ丘からの追加料金は、1ヶ月1,120円、3ヶ月3,190円、6ヶ月6,050円)で購入できます。新宿〜代々木上原のIC運賃が154円なので1ヶ月あたり8回以上で元が取れます。

各駅停車に乗る

各駅停車に限りませんが、帰宅時間帯の下り電車は、降りる人がいるので遠くに行くほど空いてきます。各駅停車は、それ以外の優等列車に比べると途中駅で空きやすく、着席のチャンスが多いといえます。

ロマンスカーに乗る

帰宅時間帯の方が、ロマンスカーの本数が充実しています。18時以降に都心を出発し新百合ヶ丘に到着するロマンスカーは、新宿発が毎時15分、表参道発(メトロホームウェイ)であれば毎時44分です。明日に向けての英気を列車の中で養い始めるもよし、仕事に使うもよしというところでしょう。

まとめ

都心の監査法人に勤務していた頃、通勤ラッシュに揉まれて、事務所又はクライアントで仕事を始める頃には相当疲労が溜まっていました。しかし、自分に鞭を打って、疲労をなるべく感じないように仕向けていたような気がします。わずかな疲労は疲労と感じないようなある種の「鈍感力」ですが、そうした「だましだまし」には限界があります。

これからの日本の労働市場は、生産性の競争になると言われます。生産性を上げる手段として疲労の蓄積の軽減は重要といえます。通勤を少しでもラクにして、なるべく疲労せず、朝からmaxの生産性で仕事をしましょう。

追伸 独立のメリットに「通勤ラッシュからの解放」もあります。今では自宅から事務所(マンションの一室)まで徒歩20分。ずいぶんラクです。同業の方には自宅兼事務所の人も少なくなく、通勤ラッシュから解放された効果は大きいと口を揃えて言っています。

※2018年3月21日現在の情報に基づいて投稿しています。

(本投稿の執筆時間 100分)

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