Excelを得意にして生産性をアップする

こんにちは。今日からブログをはじめます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

初めての投稿は、経理、会計、税務には欠かせない表計算ソフト、Excelについて。

今年は「働き方改革」元年といってもいいくらい、残業時間の削減、
生産性の向上について、会社や役所などの取り組みが頻繁に報道されています。

私も「働き方改革」が必要と感じています。
生産性を高め、より充実したサービスを提供できるようになり、
かつ仕事とプライベートとのバランスを図りたい。

そのためにまずITのスキルを高めたいと思い、最初に、日常使用している
Excelのスキルをアップしようと考え、本を読みました。

「会計士が教えるスゴ技Excel」一木伸夫(日本経済新聞出版社)

外資系企業ではマウスの使用を禁止し、ショートカットに習熟することで、
Excelのスピードアップを図っているそうです。
(私は監査法人の非常勤職員として今でも監査現場に入る日がありますが、
今の会計士は監査調書をExcelで作成し、紙に出力しないで監査法人内の
サーバーにアップしていることもあり、Excelの扱いが素早い印象を持ちました。)

この本を読んで、F2キーでセルを編集モードにしてセルを編集することを
実践するようになりました。それまでは、セルをマウスでダブルクリックして
セルを編集していました(ダブルクリックでは遅い上、セルの中の関数を壊し
やすくなる)

「そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門」井ノ上陽一(日本実業出版社)

井ノ上氏は、ひとり税理士として、職員を雇用せず、自らすべてのクライアントと
接し、ITを活用することにより税理士業務の効率化と高生産性化を図っていらっ
しゃいます。お会いしたことはありませんが、私も目指したい方向であり、今の
私に良い影響を与えています。

経理と会計に特化したExcelの本のなかでも草分け的な存在といっていいかも
知れません。関数やピボットテーブルの解説も充実していますが、グラフの
作成は特に充実していて、この本を読んで移動年計のグラフをつくってお客様に
見せるようになりました。

以上2冊を読んできましたが、会計業界に入って18年(受験生時代を含めると20年)
振り返ればつい最近までの長い間、Excelの関数や操作の方法は、先輩や上司の
Excelファイルを見よう見まね、テクニックを盗ませて頂いたのですが、体系的に解説
している本を読んだり、研修を受けたりはしませんでした(勤めていた監査法人や税理士
法人には確かExcelの研修が無かった)。

働き方改革の今、Excelを体系的に学び直して、すぐに実務に生かすことは、
働き方改革を実現するうえで避けられず、是非ともやっていきたいところです。

Follow me!