水分摂取量を管理するアプリを使ってでも、しっかり水分を摂ろう
風邪の発熱よりも熱い夏
昨日、埼玉県の熊谷では41.1℃を記録し、国内最高気温を更新したそうです。地元・川崎市麻生区でも38℃まで気温が上がったようです。
41.1℃というのは、私がこれまでの人生で風邪などの病気で発熱した体温を超えています(私の体温の最高記録は40.5℃程度と記憶しています)。38℃でも十分に「激しく暑い」のですが、41.1℃の世界、正直言ってあまり想像したくありません・・・。
しかしながら、41.1℃を超える気温を、2005年9月に地球一周旅行の際、アラブ首長国連邦のドバイで経験したことがあります。その時の気温はもう覚えていませんが、41.1℃は超えていたような気がします。陽射しがナイフのように鋭く肌を斬りつけるような、そんな暑さでした。日中はホテルにこもり、朝方と夕方に観光していました(街を練り歩くほか砂漠のオフロードカーツアーに行ったり)。わずかに救いだったのは、乾燥した暑さだったことです。湿度の高い東京都心の猛暑の方が、耐えがたいものがあります。
さらに、昨今は小笠原諸島(父島・母島)の方が、関東の内陸部よりもはるかに快適です。今年は予定していませんが、夏を小笠原で過ごした際には、日中の陽射しは関東内陸部よりきつい(すぐに日焼けするので日焼け止めが欠かせない)ものの、海洋性の風が吹き抜け、日中の最高気温もだいたい31℃と、関東内陸部より5~7℃は低いのです。避暑地といえば軽井沢とか清里を連想しがちですが、今や、小笠原も避暑地と言えます。
アプリを使ってでも水分を摂る
前置きが長くなりましたが、熱中症を予防しながら、激しく暑い夏を満喫するためには、より強く水分補給を意識する必要があると思っています。甘やかすくらいでちょうどいいです。
1980年代(私が小学生・中学生だった時代)には、水を飲まずに我慢して運動部(中学時代は2年生まで卓球部でした)の猛練習に耐えるなどの「伝統」がありましたが、いまや完全に時代錯誤です。スポーツに水は欠かしてはなりません。
(というより、この時期に日中の屋外で運動部の練習をするのはいかがなものかとも考えています。可能なかぎり早朝か夕方以降にすべきでしょう。私のランニングも、早朝か夕方6時以降にしていますし、日中は走れません・・・)
今は、水分摂取を管理するスマホアプリもあります。私が使っているのはWaterMinder(写真)です。一日の目標水分摂取量を、性別・体重・活動レベル・天候の設定によって自動的に提示してくれます(私の場合は体重60キロ、活動レベルは「軽度な活動」、天候は「温暖」で、2,159ml/日が目標摂取量です)。
さらに、このアプリは水分補給を促す通知を指定した時刻にしてくれます。忙しさのため水分補給をつい忘れてしまったり、我慢してしまったりといったことを抑止する役割として通知が機能します。
WaterMinderのような管理アプリを使ってでも、水分補給に気をつかったほうが良い時代になった気がします。
喉が渇いてから飲んだのでは遅い
ところで、高校時代には自転車部に入りましたが、そこで教わったことは、中学生までで吸収したこととは異なっていました。水を飲むように言われました。しかも「喉が渇いてからでは遅い」と。
どうしても運動部の練習は思考停止的な根性論に陥りがちでしたが、高校時代の自転車部の水分補給に関しては、とても理論的だった気がします。とにかく喉が渇く前に十分に水を補給しておくよう、徹底していました。その考え方は、あれから(高校時代は平成初期)30年近く経つ現代にしっかり通用します(現代の運動部の練習が、思考停止的な根性論に陥っていないことを祈るばかりです)。
寝る、食べる、排出する、空調を整えることをしっかりして楽しい夏を!
さて、まとめとして、健康管理の基本「寝る、食べる、排出する」と「空調をととのえること」をしっかりして、夏を楽しみましょう!
私の一番好きな季節は夏です。夏休みもあり、開放的な気持ちになって、様々なところに出かけて、いろいろな出会いや経験、パワフルな大自然を楽しめる季節。
2018年の夏は、一回限り。水分補給と健康管理は強く意識して実行して、一度限りの2018年の夏を楽しく過ごしてまいりましょう!
(本投稿の執筆時間 50分)