ちきりん〜「生産性」を意識したきっかけ
2017年師走も、はや5日
このペースだとあっという間にクリスマスケーキと年越し蕎麦、初日の出におせちとお雑煮な感じです。
長かったような気もしますが、今年のお正月がつい昨日のことのようにも感じます。
さて、色々と1年の総決算をしている方も多いと思いますが、読書の総決算として、今年初めて読んだ本をもう一回手に取りました。ちきりん「自分の時間を取り戻そう」です。
頭の中で何となく、
「自分の人生なのに、自分が主導権を握っていない」ように感じたり、
「自分の時間なのに他人に支配されていて、自分の人生を生きていない」ように感じたり
していて、そういう感覚で、本屋さんに入ってたまたま見つけたのが、ちきりんでした。
自分の人生を自分の手に取り戻せるのだろうか!?
この本を手にするまで、ちきりんが日本における社会派ブロガーでトップブロガーであることを全く知りませんでした。風変わりでインパクトのあるネーミングだなあと感じながら手にとったところでした(今では、ちきりんのブログやtwitterをたまに見ています)。
読み進めると、内容が面白くて、じっくりと最後までワクワクしつつ唸りながら、読み進めました。
単位時間あたりの生産性を高めて、労働から早く解放されて、自分の本当にやりたいことに近づいていく。
今やっている仕事(労働)をよく分析して、やらなくていいことはやらない、他人に任せられることや外注できることは外注する、クラウドソーシングを使う
とにかく、生産性という概念、特に「単位時間あたりの生産性」を意識するきっかけになった出会いでした。
昨年から読んでいた(今もブログやメルマガを読んでいる)税理士の井ノ上陽一さんとも考え方が共通していて、リンダ・グラットンとアンドリュー・スコットの「LIFE SHIFT」を読むきっかけにもなりました。
ちきりんは「時間の家計簿」をつけるように言っていますが、毎日の仕事をタスクリストとして、目標完了時間と実績完了時間とともに記録することにつながっています。今も、タスク定義、目標設定、目標達成いずれの局面も悪戦苦闘中ですが、時間がもったいない!と思うことが増えてきました。
今日は、税理士会の集合研修(大船で開催)と、税理士会支部における年末調整説明会(地元新百合ヶ丘で開催)がバッティングしていたのですが、どちらが時間あたりの効果が高いか想像し、年末調整説明会に出席しました。
年末調整などの知識はすぐに使える知識である上、大船までの移動時間が節約できる上、
税理士会(支部の上部団体としての位置付けで、よく「本会」と言われます)の集合研修の一番改善してほしいと思う点なのですが、大ホールで照明が暗くテーブルが無いのでメモが取りにくく、出席しても集中力が持続せず、自分にとっては生産性の面で難を感じています。
本会の集合研修は10時から16時までの5時間で、拘束時間としては長いです。内容的には知っておくべき、興味深いものも多いものの、同じ内容の研修を午後だけの3時間でもできるのでは無いか、というくらい、冗長に感じることがあります。投入資源の量(かかる時間)の割には成果が伸びないという点で、生産性の面で難を感じています。
税理士会では、テーブルのある支部の研修や、税理士協同組合の有料研修に出席するようになりました(本会の研修は税理士会の会員であれば無料(追加負担なし)で受講できますが)。
さて、ちきりん、「自分の時間を取り戻そう」を読み直しつつ今読み始めたのは「『自分メディア』はこう作る!」です。ブログを、自分のメディアとしてさらにブラッシュアップしたいと思い、手に取りました。
ほかにもちきりんの著作には興味があって、これからの時代を個人事業主として生きていくのに、新しい時代の会計事務所として他の「先輩事務所」と一味も二味も違うところに到達するのに、何より、人生を楽しみ尽くすのに必須の、興味深い内容と思い、読み進めたいと思っているところです。
思えば、大学時代も社会人となって会計・税務の業界に入ってからも、営業も経営もテクニックも自分で主導する「自己主導で独立の、真の仕事力」を、十分には身につけられずに今に至ってしまったと思います。
「雇用されて職務を遂行することに、少し上手くなって」独立しましたが、独立して自分の力で生産性を高ながら、仕事を創造し、自分で自分の運命をコントロールしていくことこそ、「自己主導で独立の、真の仕事力」だと思います。
「自己主導で独立の、真の仕事力」の獲得は、遅くとも大学在学中になされるべきですが、私はこれから「一生懸命」この仕事力を獲得し、自分の人生を謳歌します!
〈一日一新 Today’s New Thing〉
12月5日(火)
MetaMoji NoteをiPad proで使って、PDFの申込書をプリントアウトすることなく、Apple Pencilで記入し、記入済の申込書データをPDFとしてセーブし、これをそのままメール添付で提出した。ペーパーレスの一工夫。参考URLはこちら
(本投稿の執筆時間 72分)