ノイズレスな仕事場にするためにやっていること
集中力を高め、生産性を上げるために
ノイズとは、雑音のことですが、「必要のない情報、または欲しいと思わない情報」を意味します。
ノイズが入ってくる〜読むことによって目から、聴くことによって耳から入ってくる〜と、それを頭脳で処理することになり、頭脳で処理することになるので、エネルギーを使います。
ノイズの処理でエネルギーを使うというのは、仕事の生産性向上にとっては阻害要因となります。つまり、本来仕事に投じるべきエネルギー(エネルギーを投じれば生産性が上がる)を、ノイズの処理に充ててしまうために、その分のエネルギーが無駄になり、仕事の生産性が上がらなくなってしまいます。
ノイズレス、つまりノイズの無い仕事場を実現する目的は、仕事にエネルギーを集中し(集中力を高め)、もって生産性を上げるためなのです。
営業メールやDM(ダイレクトメール。電子媒体、紙媒体問わない)をお断りしている
ノイズレスな仕事場にするためにやっていること。それは、営業メールやDMをお断りしていることです。
営業メールやDMは、こちらから頼まなくても、自動的にやってきます。
自動的にやってくるので、営業メールやDMに対応する(目を通すことも対応であるが、目を通さなくても「廃棄する」という対応がある)のは、想定外の対応となり、結構なエネルギーを使います(時間も取られます!)
エネルギーと時間を無駄に使ってしまわないよう、営業メールやDMはお断りするのです。
一方、営業メールやDMをお断りしないと、送付され続けることになってしまいます。
ニーズがないのに送られ続けるというのは、営業メールやDMを送る企業側にとっても、損失になります。営業メールやDMの作成コストや送付コスト〜人件費、紙やインクなど消耗品費、送料など〜が無駄ですし、そのために費やす時間も無駄になってしまいます。コストパフォーマンスもタイムパフォーマンスも悪化するというものです。
そこで、お断りするのも発送元企業への礼儀と考え、お断りするのです。
営業メールやDMを断る代わりに、必要な情報は自分から取りに行く
それでは、営業メールやDMを断った場合、仕事上必要なサービスや物品の発注先の情報はどうやって知るのか?という疑問があるでしょう。
必要な情報は、自動的にやってくる営業メールやDMに頼ることなく、自分から取りに行くようにしています。
それはかんたんなことです。取引したい企業のwebsiteを、こちらから検索しに行くのです。
営業メールやDMは、受け身の情報。
経験則上、受け身の情報は想定しない情報であり、こちらが心がまえをしたり、モチベーションを高めることなく入ってきてしまうので、主導権を得にくいものです。主導権を得にくいということは、自信につながりにくいものです。
一方、こちらからwebsiteを検索して、企業の情報を取りに行くのは、能動的な情報。
こちらから動かないと取れない情報ですから、ある程度イメージするなど心構えはするでしょうし、確かな情報を得るというモチベーションも高いはず。そうであるからこそ、主導権は自己にあり、主導権が自己にあるからこそ、自信につながります。
まとめると、営業メールやDMをお断りして、その代わりに、必要な企業の情報は自分から取りに行く意義は、
ノイズレスを実現するだけではなく、情報の主導権を自己が握り、もって自信を得るところにもあるのです。