明けまして、一日一新〜昭和後期比「16倍速」の世の中で活躍するためのスキル

(2019年最初の読書「AI時代のひとり税理士」井ノ上陽一著、大蔵財務協会)

新しいことに「躊躇しない」ことが無理なら「躊躇しながら」とにかくやってみよう。

新年明けましての読書は、上の写真の本でした。

元号が変わるまであと4か月弱ありますが、時代はすでにAI時代。

1978年〜1998年の20年間に比べると、1998年から昨年までの20年間は、折りたたみ携帯に代表されるガラケーがあっというまに廃れ(今もニーズがあるので大げさな表現かもしれませんが)、スマホの急速な普及に代表されるように4倍速のスピードで社会が変わってきたと感じていますが、

今後はスマートスピーカー、キャッシュレス決済、IoT、無人コンビニに代表される無人店舗、自動運転、無人運転が20年の間にではなく、10年未満、場合によっては2020年までの間に急激に普及すると私は感じているので、1998年から昨年までのスピードの少なくとも4倍、1978年から1998年に比べると最低でも16倍速のスピートで社会が変わっていきます

そういう時代認識をもって読み進め、私は新しいことにとても躊躇する傾向があるのですが、躊躇してもいいからとにかく新しいことを始めよう、という読後感を持ちました。

さらにいえば、毎日同じことを繰り返すのはやめようとも思いました。昨日とは違うことを少しでもやってみる。一日は24時間しか無く、睡眠時間を考慮すると一日は17時間程度しか無いことになります。新しいことを始めてばかりで古いことをやめていかないと一日という名のカバンがパンクしてしまうので、何か新しいことを始めるということは、今までやってきた何かを捨てることでもあるといえます

ではなぜ新しいことを日々やっていくのかというと、社会やテクノロジーの超高速な進歩という環境変化に素早く柔軟に対応するためであり、また、日々成長し、その喜びを感じたいからです。

著者の税理士、井ノ上陽一さんは、一日にひとつでも何か新しいコトをやってみる、経験してみること、すなわち「一日一新」をすすめています。そして、新しいことに躊躇してしまうのはよくあることと認識しつつ、躊躇という障害物を乗り越え、新しいことに取り組むというレースを完走できるよう日々新しいことをやりながらトレーニングするよう勧めているのです。

明けまして、すぐに一日一新。私の場合。

ブログ上で毎日「一日一新」をアップできてはいないのですが、今年は元日から何かひとつ新しい経験をして、それを日々Excelに記録をしています。昨日まではこのような感じでした。

  • 元日 昨夏に西表島で購入した黒米を玄米にブレンド
  • 2日 IFTTTを使ってGoogle AssistantとEvernoteを連携しEvernoteに声で入力可能にした
  • 3日 スタバのGOMAGOMAGOMAFrappuccino
  • 4日 クラウドサインのIDを取得して試しに使ってみる
  • 5日 代々木八幡のコーヒースタンドCamelback Rich Valleyと、広島お好み焼きの店「オコノミマン」
  • 6日 武蔵小杉・武双のつけ麺
  • 7日 新百合ヶ丘のSWEETS BOXに出店している吉祥寺エスプリ・ドゥ・パリの究極のモンブラン

一日一新は、食べ物系であれば取り組みやすいです、実際、この7日間でも食べ物系が多いです。同じ店に入ったとしても、昨日までとは違うものをオーダーするようにしています。一日では微細な差であっても、1か月、1シーズン、半年、1年と、積み重なれば大きくなります。

昨日の「究極のモンブラン」は、1個756円と、今の懐具合からすると高い部類に入りましたので、躊躇しましたが、それでも「浪費ではない」と思って購入し、楽しみました。

財布には少し厳しかったのですが、買って食したことはとても良かったと思っています。マロンのクリームが濃厚でかつ優しい味わいで、パティシエのノウハウを感じることができました。

現にこうしてブログネタにもできましたから、決して「もったいない」「浪費的な」お金の使い方ではなく、微細かもしれませんがいい経験になりました。

致命的な状況にならない限りは、躊躇しながらでもやってみることを繰り返したほうが良さそうです。

(本投稿の執筆時間 65分)

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