Apple Watchを身につけ始めてから、健康への意識が高まっています。
人生の折り返し地点で
私は、寿命の目標を90歳にしています。
人生100年の時代になりましたが、100歳まで生きられるほど、体が頑健ではないと思う上、90歳までという目標も、相当に高いハードルだと思っています。
一方で、この数年お目にかかる70代の方が、独立した税理士や会計士以外の方であっても、仕事をしている人が多く、すこぶる元気で、その勢いは20〜30代に負けていません。あと四半世紀は生きるのではないかと思わされます(90代後半までは生きるということです)。自分も、がんばれば90歳までは生きられるのではないかとも、先輩方を見て思うわけです。
さて、今年の10月28日に、私は45歳になります。人生の折り返し地点です。人間ドックを勧められることもあるし、胃の内視鏡検査を勧められることもありますし、がん検診の案内もきますが、いずれも、これまでに受けたことはありません。勤めていたときの健康診断と、川崎市の特定健診しか受けたことがありません(健康診断と特定健診を合わせれば、毎年1回は検査していますが)。
今年は、人生の中間地点という意識があり、後半の45年間は、これまでとは異なり、だんだんと(もしかしたら急激に、ということもあり得る)老化が進んでいきます。
若さを爆発(そう書いたが、「爆発」と呼べるほど弾けたことは少なく、むしろ若いくせに勢いが弱くて、後悔の方が多い)させて進んできたこれまでの45年とは、質の違う45年が始まるわけです(人生何が起こるかわかりませんが、なんとか、途中であの世に行かないようにしたいものです)。
健康をいやでも意識しなければと、さすがに思うようになりました。今年は、特定健診に加え、少なくともがん検診くらいは受けようと思っています。
そして、健康への意識が高まってきたとともに、気がつけば(大げさだが)、Apple Watchを手首につけ、ヘルスケアアプリに手を出すようになってきました。というか、Apple Watchを身につけたから、一層健康への意識が高まったようです。Appleに踊らされているようですが、逆手にとって「踊る」のはありだと思います。
アクティビティのリングを19日間連続完成
アクティビティアプリの「ムーブ」「エクササイズ」「スタンド」の3つの輪を、日々完成させたいと思うあまり、今日でついに19日間続いてしまいました。風邪など体調を崩して家で寝込んでしまえば、達成できなくなりますが、体調を整え、連続完成記録を積み上げたくなってしまっています。
仕事中も、ポモドーロテクニックの5分の休憩の間に立ち上がって歩いたりして体を動かすことをしています。根詰めすぎて立ち上がるのを忘れないように気をつけています。
3月21日にApple Watchを購入して以来、毎日のように身につけていることから全アクティビティの「完璧な1週間」を2回達成しました。完璧な1か月、完璧な365日を取りにいきたいと思っています。
睡眠の質もアプリで記録
写真のアプリは、Apple Watchに対応していませんが、Sleep Cycleという快眠度を測るアラームアプリです。iPhoneのマイクが、睡眠中の体の動きやいびきを感知して、快眠度を診断するというものです。
写真は、昨夜の睡眠の統計ですが、いびきが3分というのはとても気になりました。いびきは自覚できませんが、これまでの人生でいびきがうるさいと言われたことは無く(なかなか言われないものでしょうが)、自分でもいびきをかくという認識がまるで無かったからです。
いびきを「健康状態の黄信号」のように捉え、どのくらいうるさかったのか気になり、思わず「聞く」をタップしたところ、いびきを聞くのは有料オプションのプレミアム機能(1か月の無料トライアルあり、年間3,000円)とのことで「うまい商売!」と思いつつ、年間3,000円(月あたり250円)くらいならいいかと思い、プレミアム機能をつけて、いびきを聞いたところ、意外にも(!)いびきが大きかったのです。
アプリに誘導される形になりましたが、有料オプションをつけたからには、一層利用したいと思いました。自分で自分の睡眠状態を詳しく知りたいとも思いますし。
他にも、Water Minder(水分補給のお知らせ&記録アプリ)とHeartRate + Coherence Pro(心拍リズムを整えるメンタルトレーニング法)を使ってみています。
おわりに〜健康も経営資源
ところで、経営資源としては「人」「モノ」「金」「時間」「情報」がよく挙がりますが、どうしてか、「健康」が経営資源として挙がることがありません。よくよく考えれば、違和感を覚えます。
経営者にとっても従業員にとっても「健康」が維持・向上できてはじめて「ベターな成果」を叩き出せると言えるにもかかわらずです。
逆に(おそらく「ブラック企業」とされる企業はそうなのでしょうが)、経営者や従業員の健康が損なわれている企業のパフォーマンスは、どこか不十分ではないでしょうか。健康であれば、より高い成果を出せるのではないでしょうか。
「健康」を経営資源として、今すぐに、認識して、具体的企業行動に落とし込む必要があります。
今では、スマホアプリのような手軽なツールもあり、ランや自転車も流行り、スポーツクラブも増えてきています。食の意識も高まってきています。予防医学の発展にも期待がもてます。
「健康」を経営資源として重視して、具体的なアクションとして実現できる素地は整っているといえます。
(本投稿の執筆時間 70分)