事務所websiteは、WordPressで自主制作
目次
WordPressはひとり事務所で運用するのに最適
事務所websiteをWordPressで運用して6年になります(WordPressの前にはWix.comで運用したこともありましたが)。
WordPressは本(下記参照)で学習して慣れてしまえばあまり負担にならず、ひとり事務所での運用には最適に感じています。
現在(執筆日時点でのWordPressのバージョンは6.3.1)では、運用当初には無かった「ブロックエディタ」もあり、固定ページや投稿の編集も効率的にできるようになりました。
毎営業日のルーティン
さて、WordPressの運用にあたり、毎営業日に必ず実施していることがあります。
- WordPressおよびプラグインの更新があれば、更新する
- サイトヘルスを確認する
- プラグイン”Jetpack”の統計情報(人気の投稿)を確認する
- 必要があれば、休業情報を投稿する
特に、WordPressおよびプラグインの更新は、最新に更新するようにしています。更新によりセキュリティの維持・向上につながるからです。
なお、バックアップについては、さくらインターネットの”バックアップ&ステージングSnapUP”を利用し、1日1回自動的に作成するように設定しています。
なぜ自主制作をしているか
ITツール(アプリ)を試行錯誤しつつ使い、ITに親しむ
WordPressを操作しながら、ときには試行錯誤することにより、websiteの仕組みがある程度理解でき、ITに親しむようになります。
現代の仕事はITスキルとは切り離せない以上、WordPressなどITツール(アプリ)を試行錯誤しつつ使っていくのは必須です。
website制作の専門業者には及ばないとしても、ある程度の知識とノウハウを身につけることにより、自分で解決できることを増やします。
仮に将来、専門業者に外注するとしても、ある程度の知識とノウハウがあれば、専門業者とスムーズに意思の疎通をすることもできるでしょう。
ランニングコストを抑えるため
ランニングコストも重要です。ひとり事務所でいきなり専門業者に外注するのは、正直ハードルが高く、往々にして高くついてしまいます。
レンタルサーバさえ用意できれば、WordPressは無料で使うことができます(プラグインも無料のものを使っています)。
websiteのランニングコストは(執筆日2023.9.20時点)
- 毎月のレンタルサーバ利用料(さくらのレンタルサーバ”スタンダードプラン”):毎月払い524円(年間6,288円)
- ドメイン使用料(さくらのドメイン”.com”):年額2,790円
年間9,078円、月当たり756.5円となり、安価です。
書籍とネット上のブログのみを教材に
Websiteの制作については、受講料がそれなりにかかるセミナーもあるかと思いますが、自分は書籍とネット上のブログのみを教材として、なんとか独学で制作しています。
参考にした書籍です。
WordPressの運用当初(2017年)においては、下の写真の「いちばんやさしいWordPressの教本 第3版」を参考にしました。
5年くらい、この「第3版」と、ネット上のWordPressのブログを検索しつつ独学でやってきましたが、最新のWordPress(6.x)について、初歩から学習しなおしたいと思い、
下の写真の「いちばんやさしいWordPressの教本第6版」を入手しました。
上記の書籍と、必要に応じてWordPressについて書いてあるブログを検索、閲覧して(例えばエラーが発生したときに、そのエラーを示す言葉をGoogleの検索欄にコピー&ペーストして検索)、WordPressについて独学しながら運用しています。
ITはハードもアプリも、どんどん新しい機能が加わり、古い機能が使われなくなったりします。基本となる書籍も最新の知見を加えて改訂が重ねられるので、学びなおしも必要になってきます。