仕事とは「愛」だよね。

あけましておめでとうございます〜2022年の初めに考える

明日、1月4日は、2022年の仕事始め。仕事始めの日は、当事務所の決算と確定申告書の作成に充て、5日に電子申告をする予定です(取引の会計ソフトへの登録は日々しているので、12月末日までに作業はほぼ終了している)。まずは当事務所の確定申告を早々に終了し、お客様の業務に集中できるようにします。

仕事始めにあたり、三が日に「仕事とは何か」ということを考えていました。

そもそも、仕事を含めた人生において、何が最大の目的かといえば、「愛」です。

「生きることは愛すること」です。

そうであるならば、人生の重要な構成要素である「仕事」も「愛」であると言えると考えています。「ビジネスとは愛である」と言ってもいい。

人間には寿命があり、誰にとっても一日は24時間であり、睡眠時間を除けば多くの人にとって一日の活動時間は16〜18時間ではないでしょうか。そのうちの7〜8時間程度(いわゆる残業時間を含まない)を仕事に費やすと考えれば、仕事において愛を実践できないということは、一日の活動時間の半分近くが人生の目的〜愛の実践〜に役立たないことになってしまう。それはとてももったいない人生の過ごし方ではないかと思ってしまいます。

仕事において愛をどのように実践していくか、それは、考えて、試して、ルーティンにして、見直して、変えたり新しいものを取り入れたりして、というふうに、日々やっていかなければならないもので、一旦これだ!と思えても、時間が経てば、時代が変われば、それに合わせて変えていかなければならず、唯一無二の正解とか、時間が経っても変わらない答えはないのですが、

一生懸命やること、手を抜かないこと、質を高くすること、自己の人生と世の中を少しでも良いものにしていくことだと、思っています。

自分自身を酷使せず、休んだり健康を守ることも、仕事であり、愛の実践。

世の中だけでなく、自己の人生をも良くしていくことが、仕事における愛の実践です。それはお金だけの問題ではないし、顧客満足だけの問題ではないと考えています。

売り上げ目標や顧客満足を達成するために、従業員を長時間残業させるなど酷使するのは、愛の実践とは言えません。自分自身を酷使し、休息時間、睡眠時間を削ってしまうのもまた同じ。仕事をし過ぎて健康や、人生の「仕事以外の領域」を損ねてしまうのは「愛」とはいえません。

昨年の(3日前の)NHK紅白歌合戦、オリンピック体操女子団体の、シモーネ・バイルズさんの一言が印象的でした。

試合に出て世界が求めるものを見せることより、自分の心と体を守ることを優先しなくてはならないのです。

アスリートの前に、一人の人間。

2021年NHK紅白歌合戦で放送されたシモーネ・バイルズさんの言葉

シモーネ・バイルズさんの言葉は、誰にでも当てはまることではないかと信じています。

いわゆる「働き方改革」もだいぶ浸透してきた感じはしますが、働き方改革に終わりはないと思っております。働き方改革も仕事における愛の実践、終わりはありません。

仕事に愛が感じられない、仕事で愛が実践できていないということは、仕事のどこかに改善すべき問題点があるということです。

私は、一生懸命やり、手を抜かず、質を高め、世の中を少しでも良くするよう、努力しますが、それとともに、休息時間や睡眠時間を削ったり、仕事以外の人生の領域を脅かすような仕事のやり方はしません。愛を実践するために。

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