この人に投票したら、街が楽しくなりそうな候補者を選ぶ!〜統一地方選挙

市民税、県民税をどのように使って欲しいかで選ぶ。

明日は、私の住む川崎市では統一地方選挙の日です。市議選、神奈川県議選と、神奈川県知事選。

麻生区においては、横浜市営地下鉄の新百合ヶ丘駅への延伸早期化と、延伸後のまちづくりのビジョンが主な論点になると思っていましたが、(県、市問わず)どの候補も主張に大差が無い感じがしました。投票までまだ少し時間があるので、もう少し各候補の主張を検討して決めます。

私にとって、どの候補者にするかを決めるファクターの一つは、住民税(市民税と県民税)を無駄なく、支出対効果の高い使い方をしてくれそうかどうかです。

もうすぐ、2019年度の住民税の納税通知書が届きますが、所得の約10%かかる住民税の負担は軽視できないものがあります。特別徴収(給料からの天引き)ではなく、自分で納めるので懐の痛みを感じます。懐の痛みを感じる分、無駄な使い方はされたくないと思っています。

監査法人や税理士法人に勤めていたころは給料からの天引きでしたから、痛みを感じにくかったのですが、会社勤めの方は毎月の給与明細を見て、住民税がいくら天引きされているかよく見ることをおすすめします。毎月の負担は少しに感じますが、1年分集計すると結構な金額になります。

選挙は税金の使いみちを決めるものなので、まずは、税金を有効活用してくれそうな、自分にとってOKそうな、候補を選択するようにしています。

この候補者で街が楽しくなりそうかどうか。福祉防災インフラだけではなくて。

そして、第二のファクターとして、これからの時代にはますます大事だと思うのは、この候補者なら街がもっと楽しくなりそうだ、という候補に投票します。

ところで、福祉や防災、インフラの充実については、多少の程度差はあれど、どの候補も主張していると感じます。これを主張しない候補はいないと思いますが、福祉、防災、インフラの充実を図ることは、もはや当たり前です。

今、日本の至るところで、あらゆる地域で、「まちづくり」「地域おこし」「地域磨き」「コミュニティーづくり」「コミュニティー再生」の壮絶な競争が繰り広げられています。

街同士、自治体同士、心地よさ、おしゃれさ、美味しさ、人との出会いやすさや人間関係の良さ、起業しやすさなど、住民の獲得や企業誘致をめぐって優劣を争う「自治体間の演劇コンクール」のようです。

市議や県議、首長といった「行政サイド」は、街の魅力を支える黒子、演劇に例えれば、舞台で演じる役者さんが最高の演技を発揮できるよう働くスタッフ(舞台監督や照明、音声など)といえます。

役者さんは住民と企業。役者さんが最高のパフォーマンスをできてこその、街という「舞台」の魅力といえます。

そこで、この候補が当選したら、街がより楽しく、面白くなりそうな予感を強く覚える候補に投票することにしました。

自分が住む街は、やはりもっと楽しくありたいし、もっと心地良い街でありたいし、

住むにしても働くにしてももっと多様な経験のできる、街での人生に満足できる街にしたいとも思いますし、

他地域の方にも自分の住むところを、もっと誇りを持って堂々とおすすめしたいと思っていますから、そういう住民の思いにもっとも応えてくれそうな候補に投票することが重要だと思っています。

(本投稿の執筆時間 75分)

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