無駄遣いについて考えてみる

無駄遣いはしないようにしよう!としている人でも、つい、衝動買いをしてしまうことって、ありますよね。

衝動買いしたその瞬間は、買い物の快感を感じるものですが、時間が経過し、振り返ると、買ってよかったと思うこともあれば、買わなければよかったと思うこともある。

高い買い物であっても、本当に気に入って、使い込んでいるならば、買ってよかったと思うことはあっても、無駄遣いしているとは思えないでしょうし、

安い買い物であっても、気に入ることなく、すぐに捨ててしまったり、あるいはクローゼットの奥深くとか、物置の奥に放置されっぱなしになってしまえば、支出した金額は少なかったとしても、無駄遣いしたなと考えるでしょう。

単に高いものを買った、買ってしまった、あるいは安いものを買った、安く済ますことができたというだけでは、無駄遣いなのかどうか、分かりません。

ランチを、ワンコイン(500円)で済ますことができたとしても、全部食べきれず残りをゴミとして捨ててしまえば、その捨てた分は無駄遣いになったと感じる。

一方で、1,500円程度のランチであったも、全部食べ切って、おなかも五感も満たせれば、無駄遣いとは感じない。

無駄遣いになるかどうかのポイントとして「買ったものを使い切ったかどうか」「仮に高額であっても、使ったことに満足を覚えたか」があると私は思っています。

安くても使い切っていなかったり、不満が大きければ、その分無駄遣いになってしまうし、高くても使い切れば無駄ではなく、むしろ有効に活用したとか、満足した、という結果になる。

生活者としての消費だけではなく、企業にとっての経費や設備投資も同じで、買ったものを売上(収益)を得るために有効に使い切れば、それは有効な投資であって、売上を得るために使えなければ、まさしく無駄-投資のミス、といえると思っています。

(本投稿の執筆時間 30分)

Follow me!