会計事務所選びも相対取引(紹介)から、市場取引(ネット)へ〜今年最後の更新

2017年も今日を含めてあと3日。

今年最後のブログのアップは、仕事納めの昨日のうちにするべきところでしたが昨日は出来ず、今日になりました。

体調を崩した今月14日〜20日と昨日を除いて、7月から半年間、ブログを続けてまいりました。おかげさまで、ブログを始めた当初に比べて、PVが伸びてきました。

さて、街中にある会計事務所の看板と外観だけ見ても、その会計事務所がどのような会計事務所か、よく分からないことがほとんどだと思います。

ネットで検索しても、HPを持っている会計事務所は、今も多数派とはいえません。ネットで会計事務所を探せるようになった今もなお、会計事務所の仕事は紹介によって得ている事務所が多く、ネットを使わなくとも紹介だけで十分営業可能な状況にある会計事務所も多いようです。

一方、紹介者が信頼できる方だとしても、紹介された会計事務所が、依頼者(クライアント)のニーズに合わなかったり、依頼者と相性が合わなかったりするケースもよく聞きます。

そこで、紹介ではなく、ネットで検索して、HPやブログを読んで、候補となる税理士や会計士を選択することにより、依頼者と会計事務所とのミスマッチを防ぎうると考えられます。

特に、ブログは、それを書いている税理士や会計士の力量、ポリシー、人柄がよく現れます。最終的に複数の税理士や会計士と面談して一人(一つの事務所)に決めていく中で、ブログが第一次選考的な検討材料となります。

ブログにしてもHPにしてもネットで情報を開示している会計事務所は多数派とは言えないと書きましたが、少しずつ増えています。ブログを始める事務所も。

ネットで情報を開示する会計事務所が多数派になってくれば、紹介ルートよりもネットで検索して会計事務所を決める依頼者が増えると予想されます。

紹介による仕事の依頼は相対取引と言えますが、ネットという不特定多数の会計事務所が存在する空間から自己のニーズに合致する会計事務所を選択するのは、市場取引といえます。会計事務所もネットを通じた「市場化」が進んでいる、ということです。

私は、紹介のルートも大事にしますが、ネットという「市場」も重視し、ベストマッチングを心がけるため、今後もブログを継続していきます。

2017年のブログは本日で終了いたします。年明け2018年は1月4日(木)からブログを再開いたします。

それでは、良いお年を!

(新百合ヶ丘のイルミネーションKirara@アートしんゆりを、コーヒーとともに)

〈編集後記〉

本日、旧事務所を引き払い、事務所の荷物を全て新事務所に搬入しました。リフレッシュスタート、いよいよです。

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