お金を守るため、毎日現金の出入りを記録・差引残高を現金と合わせる

2017年も今日から12月になり、国税庁のホームページにも確定申告特集(特設ページ)が掲載されはじめました。

個人事業主やフリーランスにとって、そろそろ確定申告の準備の始め時(すでに始めている方もいらっしゃると思います)。人によっては顧問税理士と決算打合せもすることでしょう。

年末年始の忙しいさなかにあっても、すき間時間を使いつつ、準備を進めましょう!

さて、お店やフリーランスをしている方であっても、現金の出入りを毎日記録せず「どんぶり勘定」になってしまっている人がいますが、「どんぶり勘定」はおすすめしません。その理由は4つ。

1.どんぶり勘定になると、帳簿の残高と手元の現金を照らし合わせることをしないので、お金が無くなっても、気が付かない

2.どんぶり勘定になると、何にお金を使ったのか、思い出せなくなり、同じような無駄遣いを繰り返しやすくなる

3.どんぶり勘定になると、いつどこで誰からお金をもらったか、思い出せなくなり、売上なのかそうでない入金なのかも分からなくなり、確定申告で税金の計算を間違える

4.結局どんぶり勘定になると、お金を守れず、安定的な経営が出来ず、行き詰まる。

私は、普段事務所に手元現金は置いていないのですが、家計から使うつど、また銀行口座(事務所専用の)から引き出して使うつど、freeeに登録しています。

生活費も記録していて、子ども時代にはおこづかい帳、社会人になってからは家計簿をつけていますが、パソコンを使うようになってからはマイクロソフトMoneyで記録したこともあり、タブレットやスマホを使う今では、Money Forwardで家計簿をつけています。

あらかじめ設定した一定の金額を超える収入や支出が発生するとメールが届いたりするなど、重宝しています。食費とか交通費とかの費目ごとの支出割合もすぐ円グラフ化してくれます。インターネットバンキングデータとの同期もあり、銀行取引は入力の手間も省けます。

入金も出金も毎日もれなく記録して、記録を終えたら差引残高を、手元の現金と合わせることで、合っていることに安堵して、一日の反省にもなっています。今日はもう少し間食を我慢すればよかったかな、とか。

毎日の入出金を記録して、差引残高を手元の現金と合わせる→失くしてしまっていないか、無駄がなかったか、使途が不明確でないか反省できる→この積み重ねで、お金の使い方が上手くなり、さらにはお金を守れる→信頼される→業績が良くなる、というプラスのスパイラルにもっていきましょう!

(本投稿の執筆時間 40分)

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