10月からはいよいよ来年のことも考えていきましょう!
はじめに〜今年もあと3か月、時間を浪費しないように。
ついこの間お正月を迎えたばかりに感じますが、夏も終わりいつの間にか日も短くなりはじめ、気がつけば10月です。
ぼんやりして過ごすと、成長や変化が何も生じないまま、あっという間に年越しを迎えてしまいます。これを毎年繰り返してしまうと、あっという間に一生を終えてしまいます。
私は今月28日に45歳の誕生日を迎えます。生まれてから実に45年も経過するのですが、あっという間でした。45年は客観的にみると決して短くないのですが、一瞬のようにも感じられます。
2018年の1月から9月までという9か月も、決して短いとは言えない期間なのですが、やはり一瞬です。
これまでの人生を振り返るに、漫然としていたり、ぼんやりしていたり、心からのエネルギーが湧いてこなかったりで、時間をかなり浪費したんじゃないかと思っています。
30代になる頃には「我究」という作業を通じてやりたいことを探した時期もありましたが、自分はこれだ!というものには未だ出会っていません。
今、力を入れているマラソンにしても、走ってみたい!という気持ちから走ってみて、実際にハーフマラソンまでは走り切り自信を感じましたが、心の奥底から「自分はこれだ!」と言える決定打的なものではありません。思いつきで動いた結果に過ぎません。
心の奥底からやりたいと思えることに出会えるだけでも幸せなことですが、私のようにそうではない場合であっても、時間を漫然とやり過ごすことは生きている実感が湧かないので後々後悔につながることがわかってきました。
心の奥底からでなくてもいいので、まずは「ちょっと面白そう」「ちょっと試してみたい」という、ごくごく軽いノリでもいいので、そういう気持ちが生じたら、機会を逃さず何かやってみたいと思っています。
来年末の姿をイメージする。
3か月後の、2018年12月末にどのように過ごしているかについては、イメージもつきやすいと思います。しかし、1年3か月後の2019年12月末にどのように過ごしているか、イメージはつけられますか?
猛スピードで変化し、不確実性が高いと言われる現代の世界。社会経済情勢や世界情勢として1年後に何が起こりうるかさえ、明確にイメージするのは難しいと思います。
それでも、どういう状態でありたいのかという「欲求」や「希望」といったものは、その大小に関わらず、あるのではないかと思います。それを明文化してみればいいと思うのです。
私の場合、仕事においては、今よりもアイディアを活発に出して、お客様にとってよりイノベーティブな存在でありたい。そのために勉強と読書を欠かさずに続けていきたいと思っているところですが、
仕事以外においては、さらにフルマラソンの大会に出場(冬に1レース、秋に1レースと、年に2レースは走りたい)し、マラソンを習慣として定着させること、
旅は、2016年以来の海外旅行としてオーストラリアに行き、さらに2009年に初めて行ってから10周年になる小笠原を旅したいと思っています。
すでに新型iPhoneが発表されましたが、誕生日には新しいiPhoneに買い換えて気分を一新したいというのもあります(今年の買い換えも誕生日後に)。
来年末から逆算すると、今日からやりたいことが見えてくる。
今読み進めている「『読む力』と『地頭力』がいっきに身につく『東大読書』」(西岡壱誠著・東洋経済新報社)では、逆算思考の習得を重要視しています。ありたい姿、達成したいことから逆算して、今から何をいつどのように手がけるか、予定(ルート)を作っていくのです。
最近は、マラソンへの取りくみが私にとってもっとも分かりやすいのですが、10月28日にフルマラソンを制限時間内に完走するとして、そのために今日から何をするのか、どのようにトレーニングをして行けば当日完走できるのかを考えて、トレーニング計画を作って、計画を実行→計画の遂行状況を常に見直して適宜適時に修正しながらさらに計画を遂行→本番と向かっていきます。
ハーフマラソンのときにはレース中の補給計画を立てましたが、今回も同じように42.195km地点にあるゴールラインから逆算して予定を立てます。今のところゴール予定時刻は、競技終了時刻と同じ15時としています(制限時間内ギリギリです)。15時までスタミナ切れせず走れるだけのスケジュールを組むということです。
そして、来年は、3月のはなももマラソン、11月の宮古島マラソンを走りたいと考えています(変更の可能性はあります)。
マラソンを習慣にするには、今年の2レース(横浜と湘南国際)で力尽きてしまうわけにはいきません。無理は禁物ということです。長きに渡ってマラソンを楽しめるように、少しはサボることも許容しながら、いかに怪我(故障)なく走ることを楽しむか、楽しく走るかに力点を置くつもりです。
余談になるかもしれませんが、子どもの頃から野球が好きなひとは甲子園に憧れ、甲子園に出場している野球の強豪校に進学しますが、甲子園がいかに高校野球の聖地であっても高校球児として甲子園のグランドに立てるのは高校の3年間だけです。練習環境にもよるのでしょうが、甲子園が(野球人生の)全てだと信じ込んで、高校生のうちに無理をしすぎて、故障してしまって、高校卒業後に野球の継続に支障が生じてしまう球児が少なくないと聞きます。
甲子園は華やかでドラマチックで多くの観客に感動を与える、本当に素晴らしい舞台で、私も観戦するのはとても好きなのですが、野球の人生を考えた場合、高校卒業後にはプロ野球もあれば大リーグもあり、アマチュアでも学生野球もあれば社会人野球があります。高校卒業後の野球人生の方がむしろ長いのです。
甲子園がいかに華やかであっても、そこが野球人生の全てではない。長い野球人生を見据えて、自分の才能や野球人としての寿命を縮めてしまわないようにして生きてほしい。ひとりの野球ファンとして思うところです。
話を戻すと、マラソンも野球と同じではないかと。始めたからには70代でも80代でもフルマラソンを完走できるよう、いっときのレースに夢中になりすぎて力を入れ過ぎることなく、長きに渡って取り組みたいと思っています。
今年の残り3か月は来年への仕込みを兼ねる。
2019年に2つのレースを走ることは書きましたが、2020年には東京マラソンを走りたいと思っています(来年エントリーするのですが、当選を祈ります)。そして、今年の2レース、横浜と湘南国際はいずれもタイムを問わずとにかく完走を目標にしているのですが、3月に出場したいと思っているはなももマラソンではタイムの更新を狙いに行きたいと思っています(横浜と湘南国際の感触を得てから目標タイムを決めようかと)。
今年やり残したことはないかどうかも大事ですが、将来への仕込みとしてこれから3か月どう過ごすか、意識していきたいです。
(本投稿の執筆時間 75分)