ICカードリーダーライター、おすすめは?と聞かれたら?
確定申告、税務署などに設けられる特設会場に行くのも一つの手ですが、わざわざ行くのはめんどうだし、混み合っていて並ぶ上、しかも17時には閉まります(会場の混雑度によっては、17時よりも早く受付を締め切られる)。
この点、e-Tax(イータックス、国税電子申告・納税システム)で電子申告をするなら、わざわざ税務署や特設会場に行って並ばなくてもネットにつながったパソコンから、3月15日までは24時間、税務署が閉まる時間を気にすることなく申告できます。
その、電子申告に必要になるのが、
- マイナンバーカード(電子証明書を格納済みのもの)
- ICカードリーダーライター
の2つです。
ちなみに、ICカードリーダーライター、多くの機種が販売されていますが、おすすめはと聞かれたら、私も使っている
SONY RC-S380です(Windows10の場合。ずいぶん前に購入したので、写真下のパッケージはWindows8と書いていますが、Windows10でも問題なく使用できます)。軽くて持ち運びしやすいです。
この2つをそろえる時間と費用を取るか、
それとも税務署や特設会場に行って並ぶ時間と費用を取るか、
私は、前者を取りました(ただし、税理士であるため、マイナンバーカードに代えて日本税理士会連合会電子証明書カードを利用している)。
もちろん職業上、電子申告を積極的に推進するというのもあるのですが、それよりも、銀行のATMに並んで待たされるのがどうにも好きになれない私にとって、税務署や特設会場に並ぶのは同じように避けたいと思っています。閉まる時間を気にするのもストレスになりますし。毎年並んで待たされる手間より、マイナンバーカードとICカードリーダーライターを手に入れる手間と費用ってところです。
さらには、ITを使いこなして生産性を高めたいというのもあります。紙の申告書だと転記の手間もある上、紙に煩わされます。ITは転記の手間を省き、紙を少なくできる(ペーパーレス化をはかれる)ことから、生産性が高まります。
紹介したSONY RC-S380は、3,000円程度ですが、時間と生産性を買うと思えば、悪くない買い物のように思います。
(本投稿の執筆時間 58分)