仕事のスピードは意識しますが、メールは即返信ではありません。ご了承お願いします。

当事務所は、有資格者の私のみで従業員がいない「ひとり会計事務所」です。

このため、全ての案件は、私ひとりで対応するとともに、ご連絡への対応や、総務部門的な仕事も私が実施しています(ひとりですから当たり前といえば当たり前ですが)。

秘書サービスやクラウドソーシングを利用することは考えていますが、当面、ひとりでやっていく方針です。

ひとりではありますが、仕事のスピードは意識していて、そもそも確定申告については2月末までにかならず終了させるとか、月次決算は翌月7営業日までに完成するとか、領収証は毎朝会計ソフトに登録するとか、期限ぎりぎりの仕事はせず(避け)、早期に終了させることを心掛けております。もっと早められるよう、これからも努力したいと考えているくらいです。

決算や申告を早く終わらせると、余裕がもてる、次の一手を早く打てるというメリットがあります。決算や申告という仕事は、終った結果をまとめる仕事であり、先を見据える仕事ではありません。当期にすでに突入しているのに、いつまでの前期のまとめをしているという、前期に心をとられている状態なのは、どうかと思います。当期に入ったら早めに当期のことに専念したいです。

流れる時間は、決して待ってはくれません。

ならば、あとあとまで引きずらないで、早めに処理をした方が、次のステップに行きやすくなると思っています。

もちろん、守るべき税務申告の期限があるからというのも、早く終える理由なのですが、「余裕」「次の一手」に比べると重要性の小さい理由かもしれません。

一方で、皆様におことわり申し上げることなのですが、メールや電話については、即レス(皆様の発信後すぐに返信する、電話発信後すぐに応答する)はできません。

外出していたり、手が離せなかったり(電話の場合は、手が離せないと出ることができない)、そもそもメールの着信を常時点検していないからです(電話の場合は、出られる場合に出ています)。

メールの着信は、一日に3~4回、確認しています。確認後、当事務所で緊急度や優先順位を判断の上、順番に返信し、24時間以内(営業日ベース)で返信しています。事務所の執務時間外や休日(土日祝、年末年始やお盆等一定の休日、臨時休業)には返信していません。

電話については、電話番号をホームページに掲載していません。なるべくお問い合わせフォームかメールで連絡を頂きたいからです。名刺には電話番号を印刷していますが(次回の印刷より、電話番号を印刷しない予定です)、やはり、メールかお問い合わせフォームで連絡をいただけると助かります。スマホには留守電を設定せず、事務所の固定電話には留守電がありますが、留守電に「折り返しをお願いします」とメッセージの入っていないものは、緊急性も重要性もないものと判断し、原則として折り返ししていません。

電話で(顧客に関することなど)作業を中断されると、再び作業に集中するのにエネルギーを要し、効率が悪化するためです。一方、メールで連絡を頂けると、メールの文章を受けて、確実に返信できる上、メッセージの履歴を残せるので、電話よりもメリットが大きいといえます(電話の会話も録音できるのでしょうが、メールより面倒です)。

当事務所の事務所の効率を上げることにより、お客様の満足に繋がると考えています。電話により、事務所の効率が下がれば、顧客満足は下がってしまう。一方、電話にすぐ出ないというのは、かける側にとってはフラストレーションかもしれませんが、大局的にみれば、仕事の効率が下がってお客様に提供するサービスの質が低下することに比べれば、少ないフラストレーションと思われ、トータルでは顧客満足は上がると考えます。

大人数で組織的に対応している上場企業、大企業ですら、電話によって業務が妨げられない、電話の効率的な使い方が、働き方改革の名のもとで検討されていることと思います。個人事業主ならなおさらだと思っています。

メールや電話の使い方も働き方なのです。

(本投稿の執筆時間 60分)

Follow me!