丸投げをしないのは投票も経理も一緒
いよいよ総選挙が4日後に、迫ってきました。
22日(日)です。すでに期日前投票をされた方もいらっしゃると思います。
私の住む川崎市では、川崎市長選挙も同日です。
さて、ブログをお読みになっている皆様は、そもそも、投票するのでしょうか。
私は、もちろん、投票します。
今回の選挙戦はいまひとつ盛り上がりに欠けているとのコメントもあるようです。
しかしながら、憲法改正、消費税、北朝鮮問題など外交問題、原発などエネルギー問題など、論点は多いです。解決の方向性をはっきりさせたいからこその総選挙といえましょうが。
思うに、投票に行かないということは、候補者の選択を、投票に行く他人に丸投げしてしまうことを意味します。候補者は、当選すれば、我々有権者の代理人として、国会で、地方議会で、税金の使途を決めたり、税法を決めたりといった、重要な仕事をしてくれます。そのような重要な役割を担う人を決めることを他人に丸投げしてしまうのは、どうかと思います。
候補者の顔ぶれを見て、誰に投票していいか分からないとか、誰に投票しても同じとか、投票したいと思える人がいないとか、そのように感じる局面は、確かにあると思います。
しかし、そのように感じるとしても、候補者の中の誰かが、国会や地方議会に行って、重要な仕事をしてくるわけです。また、誰に投票しても同じに感じるというのは、あくまで感じるだけであって、人は皆違いますから、差異の大小の違いは考えられたとしても「誰に投票しても同じになる」ということは無いはずです。
だとすればやはり、そのような重要な人を決めるという重要な作業を、他人に丸投げするわけにはいかず、自分で(様々な思考を巡らせたり、様々な葛藤を感じようとも)決めなければならないと考えます。
くれぐれも、税金の使い道や、税制改正を決めるのは国会議員や地方議員です。投票に行かないという行為によって、当選者の決定を他人に丸投げしてはならないと思います。
他人に丸投げしてはならないのは、投票のみならず、経理にも同じことがいえます。
当事務所では記帳代行を受け付けていませんが、記帳代行を外注して外注の結果を十分に理解せず外注先に任せっきりという「丸投げ」は、経営を自ら数字で実感しないという点で百害あって一理なしです。
経理は経営の道具であり、重要部分です。記帳も自ら(自社で)行うことで、数字を通してお金の流れと損益と貸借を十分理解して、経営を円滑に行えるようになります。経理の丸投げはやめましょう。
当事務所は、誰に投票すべきかのアドバイスはしませんが(投票はそもそも自分の信条に基づいて自分で決めるものですので、当然といえば当然)、そもそもの記帳の仕方や、記帳を効率的に行う方法をアドバイスことにより、皆様の自計化をサポートいたします。
(本投稿の執筆時間 45分)