毎朝読んで心を整える〜今日一日のアファーメーション
(読了まで1分30秒)
整体、整腸と同じように「整心」も必要
体を整える「整体」、腸を整える「整腸」と同じように、心を整えること「整心」も必要だと思っています。
心を整える「整心」という点では、近年、大手企業においても「マインドフルネス」、つまり「『今、この瞬間』に意識を向ける心理状態」を重視した取り組み(瞑想など)が盛んで、仕事の生産性を上げることやイノベーションの創出につなげようとしています。
また、単に仕事の生産性を上げるといったように、仕事上必要なだけではなく、私生活を含めた人生全体にとっても「整心」は必要だと思っています。
アファーメーションとは「自己肯定」
さて、アファーメーションとは「自己を肯定する」という意味があります。自己を肯定する、すなわち自己評価を一定以上の高いレベルに整える(保つ)ため、さまざまなエクササイズや心理療法があり、さまざまな書籍で紹介されているところですが、
私は「今日1日のアファメーション―自分を愛する365日」(西尾和美著・ヘルスワーク協会)を毎朝、その日のパッセージを読んでいます。
例えば今日、10月11日のパッセージは以下の写真のとおりです(Kindle版のスクリーンショット)。
このように、パッセージが366日分(うるう年の2月29日分を含めて)用意されており、毎日読むことによって、
- 自己評価を高い水準に保つこと
- 満足な人間関係を持つこと
- 自己の境界線を保ったり、軸を磨いたりすること
- そして人生をより良くしていくよう「成長」すること
のための意識を明確にすることができます。
意識を明確にする、と書きましたが、言語化され明記されたものを読むことによって、意識を明確にすることができます。
心とは移ろいやすく、変わっていくもので、体と似て弱まることもありますが、毎日読むことを継続することによって、毎日の「整心」への意識を高めること、少なくとも維持することに、役立ちます。
その日のパッセージだけではなく、思い立って違う日のパッセージを見返すことも。
「今日一日のアファーメーション」は、一日ごとに一つのテーマが書かれていますが、一日一テーマ(パッセージ)読まなければならないという決まりはなく、好きなように読んで、もちろん構いません。
私は、違う日のパッセージにも目を通すことがあります。
例えば最近で言えば「なんかボンヤリしてきているな、これではいけないな、なにかボンヤリを脱するヒントがなかったかな?」と、「ボンヤリしないで」とどこかに書いてあったことを思い出し、Kindle版で「ボンヤリ」を検索して該当のページを出して読んだことがあります。下の写真のページでした。
一読した結果、もう一段階注意力を高めて、かつ落ち着いて、周りを見てみようという意識を持って、その後の行動につなげました。
これまでの1月26日にもこのパッセージは何度も読んでいますが、必要に応じて見返すことによって、習慣化の強度を回復したり、強めたりできると思っています。
「今日一日のアファーメーション」心を整え、人生の質をよりよいものにするための座右の書として、まだまだ当分の間、手放せません。
(本投稿の執筆時間 50分)